11話 ページ12
キヨside
山田ちゃんが去った廊下で俺は寝そべっていた。
「…とりあえずもいっかい手芸部いかないとな…」
そう言いながら勢いよく体を起こす。
にしてもびっくしりした…。まさか『キヨ』のことを知ってる人がこの学校にいるとは…。
最近人気にはなってきたけど…でもまさかねえ…。
さっきは隠していたけど、大好きと言われるのはやはり嬉しかった。照れ臭かったけども。
俺達は顔出しはしてないため、ファンの人は俺達のゲーム実況自体を好きでいてくれているということだ。顔出ししたら更に人気になるだろうな…ほら、俺イケメンだから。
にしても山田ちゃんなんまら面白えな。
あーゆー素直な子好きよ、うん。てかあれ怒ってたのかな?照れてただけ?
どっちにしろ気まずくなりそーだ…なんとかしないとな。
「あっ、キヨー!いきなりいなくなんないでよ〜!」
「すまんヒラ。ちょっと色々あってな」
「あれ、あの女の子は?」
すぐに異変に気づき、ヒラが問いかけてくる。
他のメンバーに言っていいんだろうか…。
「あーっと、なんか腹痛いとか行って帰「嘘つき。何があったの?」……マイリマシタ」
ヒラの勘の鋭さには本当に参る。呑気そうでいろいろ感かえてやがるなこいつは。
隠しても無駄だろう。俺はあったことを全て話した。
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふくろう - かえさん» いえいえいえ!!てか、キヨとこーすけの仲悪い説wwww私はあれ絶対嘘だと思いますよ!結構裏では飲んでたりするみたいですし…。ww (2014年9月14日 12時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
ふくろう - いきなりすみません!私これを読んで、すごいいいお話だなーとおもいました!!更新頑張ってください!!!! (2014年9月13日 16時) (レス) id: af2619a78d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いっぴ | 作成日時:2014年9月6日 0時