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そしていよいよ迎えた佐倉の誕生日




行きつけのカフェで待ち合わせをして、佐倉を待っていた



選び抜いたプレゼントを喜んでくれるだろうか、とか




今日一日楽しんでくれるだろうか、とか




この気持ちを伝えることができるだろうか、とか




色々考えすぎて頭の中がグチャグチャになりそうだ




「…………遅い」



でも時間になってもなかなか佐倉はあらわれない


そう思っていた矢先、佐倉から電話がかかってきた




「もしもし」






「もしもし、国見君で間違いありませんか…?」





「え、は……い」



佐倉の電話から聞こえたのは知らない女の人の声だった


ドクドクと心臓の動きが速くなっている
何故かとてつもなく嫌な予感が






「Aの母です………すみませんが今から〇×病院に来てくださいませんか?」



「は、い」




そこからはもう、何もかもがあやふやになってしまった。

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燈華(プロフ) - 切なくてキュンときました! (2021年3月31日 12時) (レス) id: 2cebe15e55 (このIDを非表示/違反報告)
オキくん - とっっっっても面白かったです…!!!!! (2019年10月26日 18時) (レス) id: 5d04af8ab7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じろう | 作成日時:2019年2月11日 11時

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