木 ページ3
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学校が始まりクラスには知ってるやつが数人いたから良かった
そう安心した自分にやっぱり少し不安だったんだなと気づく
「あれ、国見君?」
「え」
その時目の前にいたのは桜の木であった佐倉さんだった
「まさか本当にすぐ会えるなんて思いませんでした……」
「俺もです」
でも何故か少し嬉しいような、変な気持ちになった
多分この不安な気持ちのせいだ
「て、せっかく同じクラスになったんですから敬語、やめにしません?俺らタメですし」
何かまた、柄にもないこと言ったような気がしたけど……まぁ
「うん!じゃあ改めてよろしく、国見」
「よろしく、佐倉」
この笑顔はまた見たいって、思ってしまった
多分これも、不安な気持ちのせいだろう
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燈華(プロフ) - 切なくてキュンときました! (2021年3月31日 12時) (レス) id: 2cebe15e55 (このIDを非表示/違反報告)
オキくん - とっっっっても面白かったです…!!!!! (2019年10月26日 18時) (レス) id: 5d04af8ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じろう | 作成日時:2019年2月11日 11時