＊6＊占い師 ページ7
〜占い師side〜
占(あと少しで彼女に会える…)
私はさっき見た光景を思い出しながら笑んでいた。
納「奇遇ですね。イライさんも試合に？」
占「ああ。肩慣らしにちょっとね」
納「なら僕もご一緒していいですか？」
占「勿論さ」
私はすぐに“彼女”を見た。
占(ああ、そろそろだ。もうすぐ彼女が現れる)
傭「お！イライいい所にいたな！それにイソップも！」
納「ついでみたいに言うのやめてくださいよ…」
私はナワーブくんの後ろにいる彼女に目をやった。
占「〜〜〜ｯｯ」
あまりの美しさに私は一瞬固まってしまった。
雪のように白い肌、人形のように美しい容姿。
ああ、まるで本物の“人形(ドール)”のようだ！
傭「〜〜〜んで目を隠してんのが…」
占「私は占い師のイライ･クラーク。これからよろしく頼むよ、Aさん」
ド「っ(ﾋﾞｸｯ」
ナワーブくんに言われる前に私は彼女の前に出て挨拶をした。
ド「よ、よろしくお願いします…」
手を差し出すとその可憐な手でギュッ、と握り返してくれた。
占(なんてスベスベした肌なんだ。それにこの香りはなんだろうか、フルーツ？まるで“私を喰べて”と言っているような匂いがする。この感情ゲキウと会っときと同じものだ。この子の体には絶対傷1つ付けない、いや【私以外のやつ】には絶対に………)
ふと色々なことを考えているとイソップくんが彼女の傍へ近寄ってきていたらしい。
彼女の頬に手を置き、あと少しで鼻がぶつかり合うのではないかと心配になるほど顔を近づけた。
納「美しい」
その瞬間、私の中にはドス黒い感情が芽生えてきた。
占「……イソップくん。彼女も困っているようだし距離をとってみてはどうかな？」
しかしこの感情を露わにしてはいけない。
彼女の瞳に映る私は常に“良いもの”でなければならないのだから。
そうすれば私と君はもっと仲良くなれる。
……そう私には見えている。
だから焦らずにじっくりと時間をかけるんだ。
占「どうかな。これから私たちで一試合行かないかい？」
【見えない赤い糸】イライ･クラーク
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あまね(プロフ) - ああああコメントありがとうございます｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡初コメに感動してます…浮気してました許してくださいｯｯ！！○|￣|＿＝3責任取ってこの小説は自分が娶らせていただきます！！！(｀･ω･´)ﾌﾝｽｯ! (2020年4月2日 2時) (
レス) id: 1cb99c78cb (このIDを非表示/違反報告)
ハチャ(プロフ) - こんな素敵な小説に巡れたことに神に感謝†o(・・;) ｱｰﾒﾝ主様にこの小説を続けてくださるよう祈ります。今後の展開が気になりますゆえ頑張ってください (2020年3月29日 1時) (レス) id: dbff3cd75d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - こんな小説を読んでいただき感謝です…！ありがとうございます＜(_ _)＞この小説を見てくださった方に神のご加護があらんことを(-人-)←例えばガチャで欲しい衣装当たるとか(( (2020年3月28日 3時) (レス) id: 1cb99c78cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまね | 作成日時：2020年3月26日 4時
