防弾と独りの歌姫 (ページ46)

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46*JH ページ46

あの話し合いから俺らの関係は大きく変わった

ドンッ!!

見るとジョングガが倒れていた

クオズ｢ㅋㅋ｣

きっとどっちかが足を引っ掛けてコケたんだろう

｢大丈夫か??｣

JK｢……｣

最初の頃は笑って誤魔化してた

今では無言で何も無かったかのようにまた立ち上がる

NJ｢今日もか……｣

宿舎でもクオズの嫌がらせは続けられた

もちろん俺たちは注意する

それからは、1日…2日……とジョングガが帰ってこない日が増え、もう1週間帰ってきてない

｢どこにいるんだろう｣

ガチャガチャ……

この歩き方は……

｢ジョングガ!!｣

ドアを開けると部屋に入ろうとしているジョングガがいた

JN｢今日は夜ご飯……｣

JK｢いりません

荷物取りに来ただけなんで｣

TH｢逃げるんだ笑

俺達が怖いもんね笑｣

JM｢彼女のところですか??

お前も人のこと言えねぇよ｣

SG｢お前ら……｣

ドアノブに手をかけた手を止め振り返った

TH｢なんだよその目は｣

JK｢いや……ホントに欲にまみれた悪魔だなと思って｣

ジョングガは俺たちよりも先に控え室にいて、1番に帰る

宿舎に来るのは着替えとか荷物を取りに来る時だけ

JM｢ははっ!!｣

笑い声が聞こえると思って扉を開けるとクオズと腕をおさえるジョングガがいた

どうにかして止めないと……

｢おい!!

他の人に見られたらどうする!!

大変だろ!!｣

きっと俺の声は震えてた

TH｢……そうだな｣

クオズが出ていったあと

｢大丈夫か??怪我でも……｣

JK｢ひょん、俺の心配より周りの目が気になるんだったら……

何もしないで

ただ見てて

そっちの方が何倍もマシだ

傷つくのはもうたくさん｣