防弾と独りの歌姫 (ページ39)

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39*SG ページ39

｢はぁ、歌詞が思い浮かばねぇ｣

イライラしながら作業室を後にして、急いで準備をする

今日は今度あるライブの練習で練習室に集合だ

｢おい、どうした??｣

練習室のドアを開けると、ジニひょんとジョングガがもめている

JM｢またユナちゃんが……｣

ライブの練習なのに音源もステージの構成も全て忘れてきたらしい

どうやらそれにジョングガはキレているのだろう

｢マジか｣

JK｢なんでそいつをかばうんですか!!｣

JN｢そいつじゃない!!ユナちゃん!!

誰だってミスはあるだろ｣

JK｢いままで何回ミスしてきたと思ってるんですか｣

JN｢……｣

もう数え切れないほどだ

JK｢それにいままでのスタッフのこと名前で呼んだことないのに、そいつだけは呼ぶんですね

ひょん……

そいつに惚れてるんじゃないんですか??｣

JH｢まさか笑

だって付き合ってないし、ストレス発散だよ

そうですよね??｣

ホビはジニひょんに問いかけるが黙ったままだ

ﾕﾅ｢や、やめてください……私がいけないんですぅ｣

甘ったるい声が響く

JK｢これは俺たちの問題だから黙っててくれる??

ジニひょん、どうなんですか??｣

JN｢俺は……

ﾕﾅちゃんが好きだよ｣

TH｢え!!!!嘘でしょ?!｣

JM｢ジニひょんが……｣

クオズ、落ち着け

少しの沈黙のあと、ジョングガが口を開いた

JK｢そうですか……

ひょん、申し訳ないですが

防弾少年団を脱退してください｣

｢お前!!何言ってんだ!!｣

JK｢もう……耐えられません

何のためにアイドルなったのか分からない

個人の恋愛によって、仕事に支障が出るくらいなら辞めてもらいたいです｣

NJ｢おい、俺たちは7人で防弾少年団だろ??

ジニひょんも黙ってないでなんか言ってくださいよ!!｣

JN｢俺は……｣