防弾と独りの歌姫 (ページ37)

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37*JM ページ37

……宿舎

JK｢……｣

JN｢……｣

もう空気は最悪だ

TH｢あれ、ジニひょん

今日は帰ってきたんですね｣

all-TH｢ギロッ……｣

TH｢な、なんでみんなして俺を睨むの!!｣

それを今言うかね

四次元って恐ろしい

SG｢ホントにお前は空気が読めないな｣

次の日

ジニひょんとジョングガは会話することもなければ、目も合わせない

(今日の撮影、バラエティなんだよ……)

案の定、番組はぐだぐだ

｢ねぇ、仲直りしたら??｣

JK｢それって、俺が謝れってことですか??

何も悪いことしてないのに｣

JN｢俺が悪いって言いたいわけ??｣

JK｢それ以外考えられます??｣

ジニひょんは飲みかけのペットボトルを床に叩きつけて去っていった

｢テヒョナ……どうしよう｣

TH｢なにが??｣

｢なにがって｣

TH｢あー、あれね

うーん……まず行動しなきゃじゃない??

相手が何考えてるかわかんないし｣

お、テヒョナにしてはいいこと言うじゃん

TH｢そっからどんどん攻めて、アタックする｣

ん??なんかおかしくない??

｢テヒョナ……何について話してるの??｣

TH｢え、女の子のおとし方でしょ??｣

｢はぁ……もういいや｣

JH｢あれ??｣

NJ｢どうした??｣

JH｢イヤフォンがない……どっかに落としたかな｣

｢あれ……俺のリップもなくなってる｣

最近よくモノが無くなる

かといってとても大事なものでもないからみんなそんなに気にしてなかった

多分サセンの仕業だろう

ﾕﾅ｢警備員の方に盗難が多いと言っておきますね｣

｢ありがと｣

マネ｢車回しとくから、準備終わったら来てくれ｣

マネひょんは車の鍵を持って出ていった

俺たちはぞろぞろと車に乗る

ふと気がついた

｢ジョングガは??｣

マネ｢なんか用事があるらしく自分で帰るらしい｣

JN｢あいつも女遊び始めたんじゃね??｣

｢さすがにヨジャ嫌いのグガがそんなことは……｣