防弾と独りの歌姫 (ページ35)

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35*JH ページ35

JK｢は??ホテルにいたら寝過ごした?!

ありえない……

だからあんなステージに!!!!｣

JN｢だからごめんって｣

ジョングガが怒る気持ちもわかる

今日のステージは最悪だった

ジニひょんはダンスをミスるし音も外す

そしてなにより……army達が……

SNSでは

@army……

今日のばんたんひどかった

@army……

なんかジンニムやばくない??

@army……

Aちゃん可愛すぎる

卒ペンしてAちゃんのペンになろうかな

JM｢やめな、もう終わったことだし｣

JK｢これは許されることなんですか?!｣

ﾕﾅ｢私がいけないんですぅ……｣

JK｢嘘泣きなんかいらないから｣

JN｢お前、まじでその言い方やめろ!!｣

JK｢は?!そもそもひょんが悪いのに八つ当たりですか??｣

どんどんヒートアップして、止めることが出来ない

｢ちょっと、落ち着いて……｣

その時

貴女｢失礼します｣

TH｢あ、Aちゃん

どうしたの??｣

貴女｢ちょうど通りかかったので挨拶に来ました｣

JM｢でもさっき挨拶に来たよね??｣

貴女｢まだジンさんとジョングクさんにはしてなかったので｣

なんて礼儀正しい子なんだ……ほんと天使だ……

って感心してる場合じゃない!!!!

JN｢お前……お前のせいだ!!

後輩のくせに調子にノリやがって｣

｢ジニひょん??｣

ジニひょんはいきなり彼女にキレだした

JK｢ひょん!!この子は関係ないでしょ!!｣

そうだ

この子は俺たちのミスを埋めてくれた

このままだとあの天使ちゃんがかわいそうだ

俺がどうにかしないと

貴女｢……何言ってるんですか｣

｢え……｣

あれ、空耳かな??

天使ちゃんに限ってそんなにこと言うはず……

貴女｢元はと言えばあなたが遅刻するからでしょ

それを後輩に八つ当たりするなんて笑

そんなにあのスタッフといたいならアイドル辞めてください

あなた方のペンがかわいそう……

あんなに優しいペンはいないのに……｣

JN｢お前誰に向かってそんな口……｣

貴女｢これ以上ペンを傷つけるなら……もらいますよ

あなた方より幸せにする自信があります

では失礼します｣

｢え、え……天使は??｣