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ｻﾞｰｻﾞｰ……
汐風に当たりながらただただ海を眺めていた
夏の海も良いけど冬の海のほうが好きだ
夜の海は、より美しさを際立たせる
『何もせずに今は……言葉もいらないから
笑顔見せてよ…
本当に君なのか……全てが夢のようさ……
まだ覚めないで……』
歌を歌うとお母さんを思い出す
歌う私をいつも微笑みながら見ていたお母さん
母『いい??歌には力があるのよ
心を込めて歌えば、きっと見えるはず』
未だにその言葉の意味がわからない
JH｢なにしてんの??｣
振り返ると息を切らしたホソギひょんが立っていた
｢ひょんこそ何してるんですか｣
JH｢さ、散歩だよ!!｣
嘘だ、怖がりのひょんがこんな夜中に出歩くわけが無い
しかも1人で
JH｢で、どうしたんだ??｣
私にパーカーを被せると、隣に座った
｢ただ海がみたくて｣
JH｢そっか｣
｢なんか今日、静かですね笑｣
いつもならわーきゃー騒ぐのに
JH｢そんなに俺うるさかった?｣
｢はい笑よくそんなに騒げますね｣
JH｢俺だってたまには休むよ笑
四六時中、希望って言うのも疲れるしね
だけど
みんなが笑ってくれたら嬉しいから
出来るだけOFFの時は見せないようにしてるんだ笑
Aもちゃんと休む時は休まないとね｣
｢え??｣
JH｢最近ずっと、眉間にしわが寄ってるよ笑｣
メンバーの中でも1番メンバー思いなホソギひょん
｢ひょんは私のこと怖いでしょ
私も自分が怖い
いつ傷つけるか…この力で……｣
JH｢そうだね…
正直怖いよ
だけどそれ以上に
Aは俺たちのメンバーだし、家族だから
守りたいんだ｣
｢こういう時だけ、家族とかメンバーとか……｣
素直に喜べばいいものをあまのじゃくだから……
JH｢今まで酷いことしてきたからそう言われて同然
でも俺は知ってるよ
Aが本当は優しくて、ペンを1番に大切にしてて
俺たちのことを気にかけてくれて
だけどホントは1番寂しがり屋なの｣
見事に言い当てられて目をそらしてしまった
JH｢だから、俺達には素のAを見せて欲しい
俺の希望みたいにね笑
さ、帰ろ!!もう寒くなってきたし!!｣
本当、ホソギひょんには適わないなぁ……
JH｢じゃ、ホテルまで競走!!｣
｢しませんよ
あ!!UFO!!!!｣
今のうちに笑
JH｢え!!どこ?!
お、おい!!待てぇぇぇぇぇぇぇぇ!!｣
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カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月31日 22時) (
レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
楽(プロフ) - 何この小説！めちゃ面白すぎる！！！涙 更新頑張ってくださいっ！！ファイティン！ (2017年11月3日 14時) (レス) id: 816d578c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユピテル | 作成日時：2017年10月7日 16時
