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『父親が日本人で母親が韓国人なんです。俺、父親似なんですよ。』
fkr「へ〜、韓国とハーフだったなんて、」
sgi「でも確かに、良く辛いのとか韓国のお菓子食べてるね」
fkr「あー、辛いの食べてるイメージある!」
『でも、韓国のハーフって気づかれないこと多いですよ』
fkr「まぁ、どちらかと言うと日本人よりの顔立ちだからね」
sgi「じゃあ、アニョハセヨ〜とか以外にも話せるの?」
『はい、基本実家だと韓国語で喋るので』
fkr「だから、韓国語教えてくれるって?」
『はい!日常会話程度なら差し支えなくできますよ』
sgi「えー、なんかカッコイイね!もしかして、韓国のアイドル好きなのって…」
『完全に母の影響ですね〜』
須貝さんとアイドルトークで盛り上がっていたなんて知らなかったし、韓国のハーフだっていうことも知らなかった。今日は伊泉の知らないことを知れた。驚くものばっかだったけど。
fkr「じゃあ、たまに教えてもらおうかな〜」
『いつでも!教えますよ!答えれる範囲ならなんでも答えます!』
sgi「お〜、頼もしいじゃん。」
『俺、福良さんの韓国語の先生ですね!』
伊泉は先生かーなんて少しニヤつきながら笑っている。先生という響きが嬉しいらしい。
fkr「伊泉が先生かー。面白そうだね〜」
『えっ!でも俺教え方上手くないと思うんで、福良さんの頭脳に頼りますね』
そうして、伊泉先生による韓国語講座が開かれることとなった。
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sgi「でもさ、それ先生じゃなくない?」
『確かに…!じゃあ、資料とかも用意して頑張りますね!!』
fkr「そんな準備しなくても、簡単に単語書いて意味教えてくれるだけでいいよ〜」
『頑張ります。いつでも連絡してくださいね〜』
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作者名:重曹 | 作成日時:2021年9月23日 23時