・離れない ページ36
梅原裕一郎side
楽屋での騒動、、、。
正直怒りで狂いそう。
でもみんなに止められた。
確かにみんなの言う通り、今変に刺激を与えたら何をするかわからない。
葉山の奴、いくら俺の事好きでもAを傷つけるのだけは許さない。
そう思いながらAとタクシーに乗り帰宅した。
Aの家まで着き2人でタクシーを降りる。
普段はここで別れるが、今日は俺もタクシーを降りた事を不思議そうにAが俺を見る。
梅原「今日は泊まってく。
…1人にするのなんか心配だし、、、。」
貴方「…ありがとう。
正直ちょっと安心かも、、、。」
だよな、、、あんな事あったんだから。
梅原「ん。ほら行こ。」
家の中に入るなり俺はAにキスをする。
貴方「んっ…はっ…。」
梅原「ごめん…。」
貴方「え?何が?」
梅原「不安にさせてごめん…。
俺のせいで傷Aを傷つけた…。」
貴方「そんな事ない!
梅ちゃんは守ってくれた!
それに……梅ちゃんもいるし、木村さん達だっているもん。
不安な事なんてない。
でも…。」
梅原「でも?」
貴方「……怖かった、、、。」
そう言うとAは泣いた。
梅原「大丈夫だから。。。
泣きたいだけ泣け。」
Aを抱きしめながら、泣き止むのを待つ。
しばらくして泣きやみ、落ちついてきた。
梅原「A、絶対に離さないし、葉山の所には絶対行かない。
だから、安心しろ。」
貴方「うん。。。
ありがとう、梅ちゃん。」
Aと離れるなんて考えたくもないし、そんなの無理。
俺が守るって約束したんだ、絶対にAを守り抜く。
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作者名:たぴ | 作成日時:2021年3月31日 21時