検索窓
今日:18 hit、昨日:11 hit、合計:80,511 hit

・事件 ページ4

貴方side

私は課題をやる為に家から歩いて20分近くの所にある図書館に行った。

その帰り道。
夕方になり課題を片付け図書館を出た時だった。


男「ねぇ君がAちゃん?かわいいじゃん!俺と遊ばない?」

貴方「誰ですか、、、なんで私の名前、、、私は帰るんで、、、」

知らない男に話しかけられ走って逃げようとしたけど時すでに遅し、、、。

貴方「きゃあ!痛い!離して!」

男「うるせー!いいからこっちこいよ。」

人通りの少ない道まで連れていかれ私はひたすらにその男に殴られた。

女「はははっ笑 いい気味。ねぇもっと殴ってよ笑」

そこには梅ちゃんの事を好きな人が私を見て笑いながら立っていた。

男「これ以上はやばいって笑」

貴方「なんでこんな事、、、」

女「梅原くんと仲良いのがうざいの!」

は?それだけ、、、?
学校では靴を隠したりとか陰湿ないじめだったけど、夏休みに入り梅ちゃんと会う事も減ったから助けてくれる人もいない、、、。

笑いながらその場を去っていく男と女。
私もフラフラになりながら家に帰る。

いじめの事は家族には心配かけまいと内緒にしていたが、流石にこの大怪我を見て家族もただ事てはないと思っただろう。

私は全て家族に話した。
父も母も怒っていて、みんなで私を抱きしめながら、ごめん、気づいてやれなくてって言われたのを覚えている。

みんなは悪くないのに。。。

結局夏休みはその日以来、家から出ることもほぼなく、夏休みを終えようとしていた。


夏休みが終わる2週間前。
8月も半ば頃の話。


父も母も私のあの姿を見てからか過保護になり、既に社会人で家を出ていた兄までもが父から話を聞き、頻繁に心配の電話が来るようになっていた。

そしてあの学校にはもう通わせないと父と母が決めたらしく、田舎に引越し私は夏休みが終わる前に編入手続きをし新しい家へと向かった。

結局梅ちゃんにお別れを言える事もなく、そのまま新しい高校での生活が始まり、卒業し今に至る。

・きっかけ→←・不安



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
設定タグ:声優 , 梅原裕一郎 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たぴ | 作成日時:2021年3月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。