運命？それとも奇跡？ (ページ11)

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･気になるページ11

梅原裕一郎side

先輩達と飲みに行き、帰りが自然にAと2人きりになった。

いざ2人きりになると柄にもなく緊張する。

そういえばさっきのA、引越しの話題になった時少し暗そうな表情だったな。

転勤とは言ってたけど多分他にも理由があるはず。

でも深く聞いてAを傷つけたくないし、、、。

今はやめよう。

梅原「あ、そういえば家どの辺？タクシー捕まえる？」

貴方「〇〇の方。まだ電車あるし電車で帰るよ！」

梅原「え、、、俺も〇〇。。。」

偶然にも家が近い事を知った。

貴方「え？そうなの！？」

梅原「やっぱタクシー捕まえる。もう遅いし近くまで送る。」

貴方「いや悪いよ！」

梅原「どうせ方向同じなんだから変わんねーよ。
ほら行くぞ。」

貴方「うん。。。ありがとう。」

梅原「あと、、、」

貴方「ん？」

梅原「なんかあったら相談しろよ。さっきのAの表情、少し暗かった。」

そう言うとAは、

貴方「あ、やっぱ顔に出てた？笑」

と笑いながら言う。

梅原「深くは聞かない。でも、いつでも相談に乗る。」

貴方「あ、ありがとう。」

梅原「タクシーきた。乗るぞ。」

なんだがぎこちない会話しか出来ないな、、、。

本当は話したい事沢山あるのに。

好きな人の前ってこんな緊張するのか、、、。

そう思いながらタクシーへと乗る。