[刀剣乱舞]お助け審神者参上

8話目 ページ9

「じゃあ、今から証拠を見せますからその後で手入れさせてくださいね？」
「こっちが納得出来る様な証拠ならな」
「分かりました 見ててください」


大広間に居る皆さんが注目しているのを確認した後で首をぐるんと一回転させる
本当なら頭を外す事も可能ですけど前に一度心臓に良くないと注意されたので辞めておきましょう


「・・・」
「あれ？ まだ納得出来ませんか？ じゃあこれはどうでしょう」

ガシャン

右手で左腕を外す
今、悲鳴が上がった様な気もしますが気のせいでしょう


「ほら、僕は人間ではありませんので血も出ませんしこうやって・・・」

ガシャン

左腕を元の場所に取り付ける


「取り外しも可能なんです」
「・・・」
「まだ納得出来ませんか？ なら次は」
「分かった、分かったから！ あんたが人間じゃないのは分かったから！」
「それは良かった！ なら手入れしますね」


納得してくれた嬉しさのあまり思わず頬がゆるむ
大広間に居る皆さんから何故かまた悲鳴が上がった様な気がしますが何故でしょう？ 理解不能です
まあ、1番近くに居た人から順に手入れしていきましょうか


「はい、それじゃあ手入れしますねー 痛かったら遠慮なく言ってくださいね」
「っああ、あんた痛みは分かるのか？」
「分かりませんよ？ ですから痛かったら言ってくださいねと言ったんです」
「そうか、俺の名前は・・・」
「薬研藤四朗ですよね？ データに載っています」
「そうだ、俺は薬研藤四朗だ」


教わった手入れの方法を思い出しながら慎重に手入れをする
薬研以外の人の視線がかなり痛いのは気にしない様にしましょうか

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