[刀剣乱舞]お助け審神者参上

5話目 ページ6

「え？ でもさっき助けてくれましたよね？」
「いえ、助けてはいませんよ 結果的に助けた事になるのかもしれませんが」


キョトンとした表情の五虎退
うーん どうやって説明しましょうか
全部説明した方が分かりやすいんでしょうが今は言うべき時ではないですし


「あの、僕何か困らせる様な事を言ってしまいましたか？」
「ああ、いえ大丈夫です ところでまだ名乗っていませんでしたね 僕の名前は未来です この本丸の新しい審神者です」
「審神者・・・」
「そう、審神者です 貴方達を守る為にここに来ました」


自己紹介が遅くなったのは反省しないとですね
次からは気をつけましょう うん
ところで五虎退の肩がふるふると震えているのは何故でしょう
寒くは無いはずです ここは暖房が効いていますし体感温度も20度ありますから


「助けて下さい！ 皆が大変何です！」
「・・・分析完了しました 直ちに手入れへ向かいます」
「ほ、本当ですか！ うわっ！？」
「五虎退、大人しくしていて下さいね 今から大広間に向かいます」
「っはい！」


五虎退は抱きかかえた状態で大広間へと走り出します
皆とは此処に居る他の刀剣男士達の事、分析の結果どう助けて欲しいのかは手入れをして欲しいということ
データには有りましたが暴力を振るっていた様ですから傷ついた刀剣男士達が沢山居るのでしょう
傷を長く放置するのは良くないと教わりましたし早く手入れに向かいましょう

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