[刀剣乱舞]お助け審神者参上

3話目 ページ4

「こんのすけ、これは何ですか？」
「それは、とある元ブラック本丸の審神者様が作ってくださった札にございます 霊力を込めて相手に貼れば政府に送ることができます」
「なるほど、政府に送ればしかるべき対応を任せられますからね」
「はい その通りです！」


手元にある札をじーっと見つめる
これはかなり霊力が必要なはず・・・作った審神者さんすごいですね


「それでは名残惜しいですが未来様頑張ってください」
「こんのすけにもお世話になりました」


帰ろうとするこんのすけをぎゅーっと抱きしめてからお礼を言う
あ、こんのすけもびっくりした顔になってますね
やっぱり間違えているんでしょうか？


「こんのすけ？」
「未来様、どうかどうかご無事で！」
「こんのすけ、泣かないでください 僕は死にませんから」
「そうでしたね それでは」
「うん、バイバイまたね」


ドロンと音を立てて姿を消すこんのすけ
んー、しばらく会えないと思うと少し寂しいですね
沢山お世話になりましたし・・・
でも、僕に期待してくれている方も大勢居ますし頑張らないといけませんね！


「けどいくら何でもこれはひどいですね」


確かに荷物は送ったと聞きましたし僕の荷物は多くないですけど・・・
門付近の柱の影に直置きはひどいです
・・・おそらく中に送れなかったんでしょうけど
仕方ないです、背負って中に入りますか
覚悟を決め僕はお世辞にも綺麗とは言えないそのボロボロの扉に手をかけた

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