一つの遠吠え (ページ5)

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備考〜終わりまでページ5

   【備考】
頭がそんなに良くない為、犬としての芸は待てとお手は出来るがそれ以外の芸はできない 完全な人間の姿の時でもご飯を食べる前に「待て」と言われるとぴたっと動きが止まってしまう  

人面犬の姿の時は犬用の服を着ても顔とのミスマッチ感で物凄いことになる為微妙な表情になるが、完全な人間の姿の時は自分の顔が整っている自覚がある為存分にオシャレを楽しんでいる  

繁華街のゴミを漁っていたり捨て台詞を吐いていたりしたのは何故？と聞かれると「黒歴史だからあまり聞かないでくれー！」と言い拗ねる あの時はたまたまイライラしていてうっかり八つ当たりしてしまっただけで深い理由はないんだとか  

人面犬の姿の時は読書ができない為仲の良い人に頼んで音読してもらうことが多々ある かなり分厚い本でも遠慮なく持ってくる為少々迷惑だが歩知は迷惑になるとは思っていない また、推理小説をよく読むがトリックを理解できることは少ない 何故読むのかと問われれば歩知は「紳士的な振る舞いの参考にしようと思ってね！」と答えるだろう 小説内での解説よりも更に噛み砕いた説明が必要 意味がわかると怖い話系を読むと意味に気が付かず「へー」で終わることがほとんど

基本的には人間が好きだし、人懐っこい為仕事熱心である

好きなもの
チョコレート(ただし完全な人間の姿の時しか食べられない)

撫でてもらうこと(犬の名残り。仲の良い人限定だが)

紅茶(紳士と言えばストレートの紅茶！という安易な発想で。本当は砂糖とミルクを入れたい。こちらも完全な人間の姿の時のみ)

天気のいい日(日向ぼっこが好きだし散歩に行きやすい)

苦手なもの
匂いのキツイもの全般(嗅覚が鋭い為気分が悪くなったりする)

機械の操作及び機械類全般(TVは叩けばなおると思ってる。何もしてないのに壊れたって言うタイプ)

玉ねぎ(犬の姿の時は食べてはいけない物だし、人間の姿の時もなんだか辛い気がして苦手)

コーヒー(苦い。美味しくない)

雨上がりのぬかるんだ地面(足が汚れる)

  【制作者】類々  