検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:12,804 hit

運命的な出会い ページ9

Aside





今日私は夜にスーパーへ買い足りなかった日用品を買いに行った



その帰り



?〔ニャ〜〕



心細い猫ちゃんの声が聞こえた




スーパーから少し離れた公園の中から聞こえるので私は素通りすることが出来ず、猫ちゃんを探した



鳴き声の聞こえる方へ…



〔ニャ〜〕



『わっ。いた』



そこは大きな木の下



いくら大きな木の下でも雨が降ると濡れてしまう



だが、ダンボールがまだ新しかった



『誰が置いて行っちゃったの。こんな可愛い猫ちゃんを』



〔ニャ〜〕



段々鳴き声が小さくなってきた



『お腹、空いてるよね…』



私はここから離れてはいけないのかなと思った



家に連れて帰ることも出来るが、連れて帰っても餌がないので意味がない



『あ、樹呼ぼ』



私は樹に電話をした



プルルルルル プルルルルル



樹「はい」



『あ、樹。今ひま?』



樹「ひまだけど。なんで」



『子猫見つけた。チューる持ってきて』



樹「はぁ?いいけど…今どこ?」



『○○スーパーから1番近い公園』



樹「おっけい。すぐ行く」



樹に電話してよかった



『ていうか、絶対寒いよね』



私はスーパーで買ってきたタオルを掛けてあげた



すぐ行くと言ってから10分ほど待っていると樹がやって来た



樹「A」



『早いね』



樹「急いだもん」



その子?と樹が聞いてくるのでそうだよと答える私



樹「お前こんなところでなにしてんだぁ?飼い主さんどこだよ」



『きっと、捨てられちゃったんだよ』



樹「うん」



樹が猫ちゃんの頭を撫でる



樹「チューる持ってきた」



『ありがとう』



樹は私にチューるを渡す



『え、私があげるの?』



樹「え、違うの?」



『あ、あげる』



なんなのと言いながら笑う樹



いやーね?そういうこともあるよね。うんうん



猫ちゃんにチューるをあげるとぺろぺろと勢い良く食べていく



『おぉ。笑 やっぱりお腹すいてたんだね』



樹「…この子どうすんの?」



『…どうしよっか』



樹「ずっと猫飼いたいって言ってたから飼えば?」



『んー、』



樹「見つけてチューるまであげたのにほって帰るの可哀想」



『そんなのわかってる』



でも、私が責任をもってこの子を飼うなんて勇気がまだない…

・→←エゴサ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
156人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , LDH , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

美紀(プロフ) - 初めましてランぺ大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月29日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひるがお | 作成日時:2021年8月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。