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｢それってどういう事…？｣
｢…なんて冗談だよ〜！Aさんの顔見てたら
意地悪したくなっちゃった〜！えへへ〜！｣
けど…さっき浮かべた顔とは思えないぐらいの
ニコニコ顔で内村君は言い私は目を見開いてしまった。
｢もう…！内村君！！｣
｢えへへ〜ごめんごめん！｣
正直ちょっと心配して損したのと
もう半分は期待してしまっていた自分がいた。
｢…本当内村君は意地悪だ｣
｢Aさん何か言った？｣
｢ううん…何でもない！｣
そう言って私は急いで顕微鏡とスライドガラスを
片付けてから先生の所へ行き返しに行った。
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｢…こうやって意地悪するのはAさんだけだよ｣
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｢え、なんか言った？｣
｢ううん！何でもなーい！｣
内村君がなんか言っていたが私は何も聞き取れず
筆記用具を手に取って生物室を後にした。
ちなみに最後に内村君が描いたものは…
"好きです。ずっととなりにいて？"と書いてある
カンペを持った男の子だった。
今思えば…これはある意味"絵しりとり"として
成り立っているかもしれない−⋯
続く (更新停止中)
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作者名：水瀬 | 作成日時：2023年10月12日 2時
