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これってもしかして…
今日こそ内村君に勝てるんじゃないか？
顔の表情が緩みそうになるのを抑えていると…
｢はい｣
内村君の番が終わり何を書いたんだろうと
描いたものを見てみると…
｢あ、あの内村く…！｣
私が内村君に何か言おうとした時…
タイミング良く授業が終わるチャイムが鳴った。
｢はい！今日の授業ここまで！｣
先生の声が教室中に響き渡り授業が終わった。
｢はい終わり〜！今日もAさん負けちゃったね〜｣
そう言って笑みを浮かべながら内村君は言うが…
｢ねぇ内村君…これ…
絵じゃなくて….文字なんだけど…｣
どう考えても反則負けじゃないか…？と思い
内村君に抗議しよう口を開こうとした時…
｢絵しりとりって言ったけど…文字書いたら負けとか
俺、一言も言ってないからね？それに…｣
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"俺の気持ち受け取ってくれないんだね…”
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｢…え？｣
悲しそうな表情を浮かべながら内村君は言った。
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作者名：水瀬 | 作成日時：2023年10月12日 2時
