40. ご飯ですよぉ〜 ページ40
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「おいこら起きろ庶民共、ｱｰﾝ?」
「どこぞの泣きボクロの真似をするのはやめてくれないかい？」
「そーだぞA。お前も泣きボクロなんて天と地の差どころか、Aは地中だぞ〜」
「うるせぇぞ豚。お前出荷すんぞ。」
朝、皆を無理やり起こして私特性の朝ごはんを食わせる。
いや普通に美味しいと思うよ。
柳は「なかなかだな」って褒めてくれたから。柳が褒めるってことは相当だぞてめぇらわかったなら食え。
「…ぁ、確かに美味しい。」
幸村が口を手で軽く抑えながら呟いた。
いただきましたああああああああああ神の子からの有難いお言葉ああああああああああああ
「…っ先輩。これ、、美味いっす！！！！」
「平野、お前料理できるんだな。」
ジャッカルが大したもんだ、みたいな顔で言うからなんか嬉しい。
テニス部の中で一番尊敬しているのはジャッカルだからさ。普通同士仲良くしようね(？？)
みんなが美味しそうに食べるから、作ってよかったなって心から思えた。
＊
「皆。海原祭わかるよね？」
「あぁ、文化祭だったな。」
朝ごはんの途中、幸村の声に視線が集まる。
「テニス部からの出し物として、劇をすることになったんだ。」
「……ほぅ」
少しの沈黙のあと柳は微笑んだ。
「で、ヒロインなんだけど。赤也、お前にお願いするよ。」
「はあああああああああ？？？！！！？！俺っすか！？！？！？！？！？！？」
「赤也、お前さんやる気満々じゃのぅ？」
「仁王先輩！！！違いますよ！！！！」
朝から笑○を見せられてるようで、さっきから笑いが止まらない。
赤也がヒロインの劇とかもう笑うしかない。
「アナタも赤く染めて差し上げますわ…！」とか言うんじゃないかなと想像し始めると止まらなくてまた笑いが止まらない。
「じゃあ、そういう事だから。よろしくね？」
幸村精市の命令は絶対服従なので。
私たちは逆らうことができません。
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桜田 しおり(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます！他の作品も更新中ですので、ぜひそちらの方も、、 (2018年10月23日 23時) (
レス) id: ef32a79d1d (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 更新頑張ってください！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: d90be8f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田 しおり | 作成日時：2017年7月15日 23時
