3. 女子 girl ページ3
.
.
平野A
大ピンチです。
「ど、どうしよう…ぁうわぁぁ、」
お弁当を忘れました。
「いやもう勉強なかったら生きていけないし！2時間めからお腹空くのに！！早弁しなきゃ生きていけないのにいいあああああああ！！」
咲の目の前で大袈裟に頭を抱えると
咲は小声で「きも」と呟いた。
私に、「きも」って言ったの？今？
「咲！！私はきもくな、」
「本当にこいつきもいよね、ね、神谷さん。」
「幸村くん、もうA任せていい？めんどくさくて、、」
「ちょっと！！めんどくさいって酷いよね！？」
ドSが集まって話してる状況なんて
恐怖でしかない。今すぐ逃げ出したい。(切実)
反論しながらもそっと逃げ出そうとすると、
幸村の大きな手に捕まった。
ガシッと乱雑に掴まれると無理矢理幸村の方につれていかれる。
「うわぁっ、」
色気のない声が出た。(当たり前だ)
逆にこの状況で「あぁんっ//」なんて言える人いる？挙手制だからぜひ挙げてくださいって感じなんですけど。
「A、お前うるさいね。」
「誠に申し訳ございませんでした。」
幼馴染みのスキンシップ。
もう慣れ始めていた。
逃げられないように左手を私の腰に巻き付け空いた右手は私の肩を引き寄せた。
「おぉ、幸村くんやるね。」
「ふふっ、そうかい？」
咲と幸村。ドS同士喋るんじゃねぇ。
「なんか言った？A」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」
咲のなんとも言えないオーラに押し潰され一息でごめんなさいを三回言った私。
素晴らしい〜〜(棒)
あ、幸村は学校内の王子様だから抱きしめられたら何されるか…なんて心配はないんだ。
何で？って。
呆れられてるから(笑顔)
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜田 しおり(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます！他の作品も更新中ですので、ぜひそちらの方も、、 (2018年10月23日 23時) (
レス) id: ef32a79d1d (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 更新頑張ってください！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: d90be8f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜田 しおり | 作成日時：2017年7月15日 23時
