2. 日常って ページ2
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「おはよう、、A、今日もお疲れ様。」
「咲〜〜、もう無理だよ、」
無理、無理、と言いながら続けてきた2年間。
今年で3年目になる。
今年で終わりか、と思うと嬉しい反面寂しいと思う。
私がなぜテニス部のマネージャーをやっているのか。
思い返してみると
腐れ縁のあいつのせいであった。
立海大附属 テニス部の三強のうちの1人。
「Aいるかい？」
ウワサヲスレバッテヤツ。
「ごめん咲、いないっていって、」
「みーーーーつけた、A。」
「いやあああああああああああああやめてえええええええええ！！！」
目の前に無駄に綺麗な顔が広がる。
目は透き通っていて、本当にムカつく。何でそんなに綺麗な顔してるの、腹立つなぁ。
考えるより先に行動、それが私のモットーなので。
教室の窓から廊下に抜け出し、
廊下を全力疾走する。
同学年の人たちからは
「またか」と言った呆れを含んだ目で見られている。
だからもう、開き直っている。
「くんじゃねぇ！！！！」
「A、俺から逃げれるとでも？」
え、と言った時にはもう
目の前は真っ黒になっていた。
パチンと幸村が指を鳴らし
隣の教室から出てきたテニス部のブタと白髪じじいに捕まった。
「お前はどこぞのキングかってばああああ！！！！！話せデブ！！！くそじじい！！！！！」
「誰がデブだよぃ！！！！」
「じじいじゃなか、そしたらおまんはばばあじゃのぅ？」
白髪の屁理屈にイラつきながらも
必死にデブと白髪の腕を振りほどこうとする。
が、全く振りほどけない、ムカつく！！！！！
「お前らうぜえ！！！！！！！！！！！」
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桜田 しおり(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます！他の作品も更新中ですので、ぜひそちらの方も、、 (2018年10月23日 23時) (
レス) id: ef32a79d1d (このIDを非表示/違反報告)
雫 - 更新頑張ってください！ (2018年4月13日 23時) (レス) id: d90be8f0f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田 しおり | 作成日時：2017年7月15日 23時
