兄妹は一線を超えちゃダメ?~2~

73話 ページ23

TH「お、おう」






この人が言ってる事は確かだ
だから、お兄ちゃんは何も言い返せない。









その男の人はどうやら私と同い年らしい。









TH「じゃ、マネージャーこれからアップするから道具とか出しといて、よろしく。」



ﾏﾈ「はいっ！」









なんか、キャプテンっぽい。
はじめて見るなぁこんな姿









TH「アップ終わったら戻って来るからそれまで一人でやっててくれる？悪いな」




「あ、わかった。
頑張ってきてね(^^)」









お兄ちゃんはそう言って自分のロッカーであろう
所に行ってしまった。







JK「あの、そこ俺のロッカー
どいてくれる」





隣にいたそのイケメン君がそういった









「ごめんなさい！」






一歩隣に動くとロッカーを開けて
服を脱ぎだした。









マネージャー達は皆お兄ちゃんに言われたとおりに動いてるから部屋には男子しかいてない。









イケメン君は身体までイケメンで
素敵な腹筋が白く輝いてる。









ヤバイ…なんかドキドキする。









上だけ裸になったイケメン君の背中はすごく
綺麗で程よく筋肉がついていた









JK「何、身体目当てなら顧問呼ぶよ」





「いや、その…ごめんなさい…///ただ綺麗な腹筋だなぁと思って…。」





JK「ふっwなにそれw変なやつ」







わ、笑った…。
笑顔とのギャップヤバイかも…///









「へ、変なんかじゃないです…練習頑張ってください」









JK「うん、ありがとね」









そう言ってイケメン君は体育館に歩いて行った









問題なのは、私に穴が開いてしまうんではないかと言わんばかりに私を睨むお兄ちゃん。









怖くて振り向けない。









「さ、さぁ……掃除しよーっとww」






こんな時に限って二人きり。
マネージャーいつまで準備してるのよ









お兄ちゃんは私の隣まで来て足を止めた。





TH「グクに惚れたりしたら、覚えとけよ。」








「えっ。」





TH「グクだけじゃない、他の男に惚れたりしたら、俺の部屋から出さねーからな」









お兄ちゃん嫉妬してるの？
こんなの初めて……嬉しい

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