１１話【生徒会】 ページ19
教室を出て長い廊下を歩く
…毎回思うんだけど，一個一個の教室同士の距離有りすぎない？
顔に出さないように心の中で愚痴を吐き出す
…グルッペンもだ 何でうちを呼び出し必要がある？
…まさかうちが華奈って事がバレた？
いやでも，うち今日あいつとは一度も会ってないし…いやでもあいつの事だしどっかから情報を持ってきたのか？いやでも……
考えれば考えるほど頭が痛くなってくる
ut「と，ついたよ鈴ちゃん」
えっ？とすっとんきょうな声をだし顔を上げる
目の前には生徒会と書かれたプレートがある教室の前だった
見た目は他の教室と変わりない
…ヤバい，何か緊張してきた…
ut「グルちゃ〜ん連れて来たよ〜」
ガラッとノックもせず，戸を横に引く
ちょ？！まって心の準備が！？！
そんな思いも打ち消すかのように，視線が一斉に此方に向く
??「…誰やそいつ…」
??「まさか…大先生の48人目の彼女？！」
そんな戯れ言を聞かされる中，うちは前にいる人物に視線が行っていた
??「あ，もしかして放送で言ってた子？」
??「あぁ，グルッペンが妙な顔をして見てた子
か」
gr「む，妙なとは失礼だゾ」
gr「それで…お前が鉗橋 鈴か？」
低い，けどどこか透き通るような声がうちの偽の名前を呼ぶ
…くっそ，どうせなら本名で呼んでほしかった
しかし，今のうちには無理な話 うちは，はいとグルッペンに向かって返事をし，軽くお辞儀をする
gr「そんな堅苦しくならなくていいゾ 気を抜
け」
『あっはい，分かりました…』
うちは少し間をおく しかし妙に鼓動が速くなっているのが分かる
『…それで，何で私が呼ばれたんです？』
gr「それでは本題に入ろう…と言いたい所だが
まだ何人か集まって居ないから，今いるメ
ンバーの自己紹介でもしようじゃないか」
gr「俺はグルなんちゃ((??「グルさん?」グル
ッペン・フューラーだゾ!!」
うん知ってる，はよ名前で呼びたい
けど他の人の視線が痛くなる…はあ
tn「書記のトントンです…うちのバカがすまん
なぁ」
それは今に始まったことじゃあないよトン氏
os「オスマンめう!副会長めう〜」
え？待ってめうってなに？貴方男ですよね？
えJK？
syo「シャオロンでーす！」
あっかる…何か犬みたいな人だな…
ht「ひとらんらん，長いからひとらんって呼ん
でね」
何か周りにお花が見えるんだが……
ーーー
変なとこで切ります
すんません
続く (更新停止中)
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時雨坂 - 更新めちゃくちゃ楽しみにしてます！ (2021年1月27日 18時) (
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作者名：マオン | 作成日時：2020年8月3日 16時
