第17話 ページ19
Aside
私は今、絶賛不機嫌中である
「珈琲入れようと思ったけど動けないから入れれない!!」
すっごいいい匂いを放つ豆はここにあるのに入れられない
あぁ やっぱ助手がほしいわ
すると扉をノックする音が聞こえてきた
中「オレだ。 入るぞ」
あ、中也だ
中「おぉーおー
見事にやられたな」
「ホントだよー
おかげでベットから動けないから、さっき姐さんに貰った珈琲を入れることも出来ない」
あ! 私いいこと思いついた!
「中也が珈琲入れてよ! 」
中「は?
俺そういうの部下に頼んでるからできねーぞ」
「大丈夫! 私が教えるから!
まずその棚に入ってるドリッパーをとって。」
中「強制かよ。 わかったやるよ」
「ありがとう!」
ふふふ
我ながらいい案だな!
「まず、ドリップ用の紙を2枚重ねてドリッパーにセットして、ゆかしたお湯を満遍なくかけて紙草をながす」
中「こうか?」
「そうそう」
中也が私の指示に従っていく
「次はドリッパーに珈琲の粉を6杯いれて、ギュッと圧縮させる。
あ、異能力使わないでね。普通にスプーンとかでやって」
中「わかってるよ! 」
「そしたら、お湯を2回ぐらいにわけて入れてね。 その時"の"の字を書くようにして入れると美味しくなるんだって」
前、"あんていく"の店長さんが言ってた
中「出来たぞ」
「わぁ! ありがとう!」
いい匂いがするぅうう
1口口に含んでみる
「美味しい!」
「そりゃよかった」
いつものインスタント珈琲も美味しいけど
やっぱ作って貰ったのを飲むのは最高だな。
「そういえば、中也仕事は終わったの?」
「いや、今は休憩中だ。
そろそろ休憩時間終了だな」
「そうなの? わざわざありがとね」
「大丈夫だ。
また来るぜ」
そう言うと中也は出ていった
あぁ、珈琲がおいしい
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鮭大根大好き - 更新頑張ってください! (2020年11月20日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リート傘 | 作成日時:2018年8月20日 22時