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ジミンが言った通りグクは一週間学校に来なかったけど
私はその間グクからもらった薔薇を枯らさないように大事にしていた。
どうして薔薇なのかなって思って花言葉を調べてみたけど色や本数で意味が全然違うみたいだし余計に頭の中がこんがらがっちゃいそうだったからやめた…
だけどもらった薔薇には何か意味がある気がするから絶対に枯らせない。
そして今日はジミンと約束の日。
15時に迎えに行く、って連絡があって
そろそろその時間になるところ。
もう来るかな
と思った瞬間、ピンポーンとチャイムが鳴った。
『ジミン』
JM｢ごめんね、お待たせ｣
『ううん、じゃあ行こっ……か、え？』
外に出ると家の前にどっからどう見ても高級車が止まっていて思わず固まった。
『えっと…？』
JM｢とりあえず、車に乗って｣
『え、えぇ？？？』
訳も分からず車に乗り込むと中は広く俗に言うリムジンで
どう座るのが正しいのか戸惑ってる場合じゃないんだけど只今頭の中がちんぷんかんぷんです。
JM｢驚かせてごめん、ビックリしたでしょ｣
『これはどういう事…？』
JM｢…ちゃんと話すから｣
ジミンは不安そうな顔をして
“Serendipity” と書かれた1枚の紙を私に渡した
JM｢このブランド知ってる？｣
『知ってるもなにも…逆に知らない人いないと思うよ？』
Serendipityって言ったら服や雑貨だけじゃなくて
レストランやホテルとかも経営してる凄く大きな会社だし有名だからよくテレビとかでも耳にする。
その事とジミンはどんな関係なんだろう…
『このブランドがどうかしたの？』
JM｢そのブランドの社長が……僕の父さんなんだ｣
『え、』
と、いうことは…？
ジミンがSerendipityの跡取り息子ってこと…っ？
JM｢チョン財閥には及ばないけどそれなりに経営は回ってるし大きいと思う｣
『…存じております』
JM｢はは、そりゃどうも(笑)｣
まさか私の周りに2人も将来この国を担うであろう人がいるとは…
もしかして夢でも見てるのかな
そう思ってほっぺをつねるけど痛かったから夢ではないようですね。
JM｢よし、着いたよ｣
『な、何ここっ』
JM｢僕んち。じいや、あとよろしくね｣
｢かしこまりました｣
『え、あ、ちょっとジミンっ！？』
グクの家と変わらないほど大きな豪邸の中へ連れていかれてしまい、何が起こるのか全く予想できなかった。
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
