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チョンジョングクは冷たい目を私に向けて
私はその目に息を飲んだ
JK｢自分のこと棚に上げんなよ｣
『はい…？』
JK｢人には最低とか言っといてお前だって罰ゲームで好きでもない奴に告ってんだから十分最低だろ｣
『っ、』
こいつの言ったことにすごい腹が立つのに
ごもっともすぎて言い返せない…
フラれれば問題ないと思ってた
そうだよ、私最低じゃん…
いくら罰ゲームでも告白なんてやっちゃいけなかったのに
やってる事はこいつと変わらない
いや…それどころか私の方が最低……
チョンジョングクに言われるまで分からないなんて…
繋がれている手を見つめながら
さっきまで爆発寸前だった感情もどこかへ行き、今はひたすら反省で頭がいっぱい
告白を軽く見てたのは私の方だ…
『……ごめん』
JK｢………｣
『私、最低だ…』
ほんとに、人として最低だよ…
JK｢…お互い様だけど｣
『え…？』
JK｢俺だってお前が俺のこと嫌いって分かってて告白受けたわけだし｣
なんなのこいつ…
もっと私のこと責めるかと思ったのに、自分も悪いみたいな言い方して……
もしかしてそんなに悪いやつじゃない…？
なんか、分かんなくなっちゃった…
JK｢お前家どこ｣
『えっ？もうすぐ着くけど…』
JK｢ふーん、学校から近いんだな｣
『まぁ…』
相変わらず手を引かれたまま２〜３分歩く
『家ついた』
JK｢え、どれ？｣
『…これ』
JK｢は？家ちっさ｣
『アンタんちと一緒にしないで！』
それりゃあ天下のチョン財閥の事だから想像出来ないぐらい大きいに違いないんでしょーよ！
JK｢じゃ、お前の事も送ったし帰るわ｣
『あ…ど、どうも…』
無理やりだったものの送ってもらったのには変わりないし一応お礼を言うと
ずっと繋がれていた手が離された
JK｢A｣
『へ』
JK｢忠告しとく｣
『忠告…？』
JK｢明日からきっと俺のファンがお前に嫌がらせすると思うから頑張れよ｣
はぁ？
助けてくれるとかないわけ！？！？
JK｢それと、｣
『まだ何かあんの！？』
JK｢俺、何事も容赦しないから覚悟しといて｣
まっすぐ見つめられたと思ったら
グイッと力強く腕を引かれ_________
チュ
唇に柔らかいものが触れた
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
