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次の日のお昼休み
いつもなら割とすぐ教室にグクが来るのに
まだ来てなくて食べながら待ってることに。
JM｢ジョングク遅いね｣
『…忙しいんじゃない？』
JM｢かもね｣
『ていうかジミン、口にご飯粒付いてるよ(笑)』
JM｢えっ、うそ、｣
口に付いたご飯粒を取ってあげると
ジミンは恥ずかしそうにありがとうって言った。
いつもしっかりしてるジミンがたまに
子どもみたいに抜けてたりするから笑っちゃうよね(笑)
JK｢おい｣
『あ、遅かったね』
JK｢ちょっと来い｣
『えっちょっとグク…！？』
いきなり手を引かれてグクの後ろを必死について行く。
その背中からは少し怒っているような雰囲気も感じ取れてさらに戸惑ってしまう。
やっと止まったかと思えば人気のない廊下で
息を整えているとグクがゆっくり振り返った。
JK｢お前さ…ジミンのこと好きなの？｣
『は…？なんでそんなこと聞くの？』
JK｢ジミンにだけはなんか違う気がして、｣
『それ、は』
核心を突かれて思わず口ごもる。
言っても、良いのかな…
私とジミンの“ 関係 ”が何なのか
『実はその、』
JK｢……｣
『前に私がジミンのこと好きだったんだ…』
JK｢え…？｣
『でもとっくの昔に振られてるし、吹っ切れてるから今は何も無いし本当に良い友達って感じで、』
って、なに必死になってんだろう…
本当にジミンとは何もないし、今は何でも言える大切な友達。
JK｢じゃあ…今は好きとかじゃないの？｣
『うん、もちろんっ』
JK｢…そっか｣
グクは少し安心したように溜め息を吐いて私に1歩近づいた。
JK｢なんでだろうな…｣
『……』
JK｢お前ら見てるとムカつくっていうか、焦るっていうか…余裕無くなんだよ｣
『なにそれ…』
JK｢分かんねぇ…だけど、もう少しで分かりそうなんだ｣
グクは私の頬に手を添えると唇を親指の腹でなぞるように滑らせた。
JK｢…キスしていい？｣
『えっ、もうしないって、』
JK｢俺からは無理やりしない｣
『っ、』
JK｢ダメ…？｣
ずるい…
そんな顔で、そんな声で言われたら断れないじゃない…
『いい、よ…』
JK｢…いいの？｣
『1回だけ、だから』
ゆっくり目を閉じると唇が重なったのが分かって
一瞬でも離れたくないって思った自分をかき消したくなった。
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みそ - ドキドキとキュンキュンをくれてありがとうございました！本当に面白かったです！きむななさんの小説、大好きなのでこれからも頑張って下さい！！応援してます！！ (2019年11月1日 1時) (
レス) id: e24f263bf8 (このIDを非表示/違反報告)
りなみな - すっごく面白かったです！！！最後のオチ、私はすごく好きです！！！きむななさんの作品好きなのでこれからも書いてくださると嬉しいです！！！ (2019年10月29日 17時) (レス) id: 582ea50ce6 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 薔薇の所がめっちゃキュンキュンしたぁー！それにめっちゃ面白かったです(^-^)/ (2019年10月17日 2時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
美・ジ - 泣けました。はんとに終わり方もすべてがうますぎます。これからもたくさんの作品作ってください！本当に感動とドキドキで心がいっぱいになりました。ありがとう！ (2019年9月10日 23時) (レス) id: 6109de95ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - 終わり方うまい！キュンキュン止まらなかった！クグ〜サランへ?あぁ〜 \(>з<)/ (2019年7月14日 0時) (レス) id: ecb5fbfd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きむなな
| 作成日時：2019年5月13日 21時
