恋愛×罰ゲーム〜JK〜

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帰りのHR、先生の話を聞きながら早くて帰りたくてしょうがない私はほぼ空気イス状態





チョンジョングク“ 迎えに行く ”って言ってたけど本気じゃないよね…

ていうかあの告白の返事も冗談だよね…？



そんな事を考えていたら冷や汗が出てガタガタと震えが止まらない









｢じゃあ、今日はこれで以上_____｣








先生が言い終わらないままガラガラっと開かれたドアにクラス中の皆が視線をドアに向けた


まっすぐ私を見つめる憎き相手にどんどん血の気が引いていくみたいになる









『なっ、なんで……っ』


JK｢…迎えに来た｣









そう言うとチョンジョングクは一直線に私の元に来て腕を掴んで無理やり立たせた







『ちょっと何すんのよ！まだHR中、』


JK｢うるさい、早く行くぞ｣





無理やり立たせられた私はチョンジョングクに引っ張られクラスメイトの視線を後ろに感じながら教室に別れを告げた










呼び止めても無視されるしこの状況にイラついているとあっという間に門の外で


いつ自分が靴を履き替えたのかなんて今はどうでもいいほど手を引くこいつが腹立たしい









『ちょっと！離してってば！』


JK｢離したらお前逃げそうじゃん｣


『に、逃げない！』


JK｢絶対うそ。このまま手繋いどく｣









はぁぁぁ？！？！


ふざけ倒せこのくそウサギーーー！！！








JK｢今、心の中で俺の悪口言ってるだろ｣


『へっ！？』


JK｢図星か(笑)お前分かりやすすぎ｣







見た目からアホそう、と足したチョンに爆発寸前







JK｢お前ほんとは俺のこと嫌いだろ｣


『え』


JK｢俺分かるんだよね、告ってきた奴が本当に俺の事好きか好きじゃないか｣


『…それで？』


JK｢お前が俺に向けるのは好意じゃなくて敵意の目、違う？｣









…いいえ、おっしゃる通りでございます。



あなたのこと大嫌いございますわよ






JK｢告白だってどうせ罰ゲームかなんかだろ｣


『っ、分かっててどうしてＯＫしたのよ！』


JK｢面白そうだったから｣


『はぁ！？』






こいつ…っ

人の告白をなんだと思ってんだ！！！








JK｢なに、なんか問題ある？｣


『大アリよ！人の気持ち弄ぶなんて最低！』






こいつのせいで今までどれほど多くの女の子が傷ついて来たのかと思うと腹が立ってしょうがないのに


当の本人はフッと笑い私を蔑んだ目で見下ろしていた



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