夜の営みをしないと出られない部屋 ページ10
[夜の営みをしないと出られない部屋]
(※※過激表現注意)
「緑壱、はやくこの部屋を壊すぞ」
「残念ながら兄上、この部屋は決して壊れません。」
神に愛されているお前が壊せない部屋なんかあるものか。
「と、言うわけで兄上。
仕方なく、夜の営みでもしましょうか」
「お前の目が輝いているなは気のせいか?」
すると、バサッと布団が落ちてきた。
「‥‥‥」
「兄上には申し訳ありませんが、これは引けません。」
ふわりと緑壱に姫抱きされて、布団におろされる。
「緑壱、待て!待たぬか!!」
「兄上‥力を抜いてください」
するりと、手慣れた手つきで着物を脱がされる。
そして、ツゥーと露出した肌を指でなぞられる。
「緑、やっ‥‥っ‥‥」
満足げに緑壱は微笑み、次の瞬間、口を塞がれる。
最初は軽く接吻してきたが、次第に激しく接吻してくる。
身体中暑くなって、頭がぼぅとする。
がチャリと音がしても、まだ尚やめない緑壱の舌をガリッと噛む。
緑壱が離れ、私は小さく吐息をはく。
緑壱の口からは少しの血が垂れていて、それを緑壱は拭う。
「‥はぁ‥はぁ‥っ‥‥開いたぞ」
さっと緑壱から離れ、乱れた着物をなおす。
「‥‥‥‥では、出ましょうか」
案外素直にそう言い、出口に向かう。
その瞬間、グイッと緑壱の手によって、引き寄せられた。
バランスを崩した私は緑壱に寄りかからないと倒れる。
「おい!緑壱、何をする!!」
「‥‥申し訳ございません、兄上。
先程の兄上があまりにも可愛らしかったもので」
そっと耳もとで甘く言うので、また顔が赤くなる。
「兄上、今夜、私の部屋に来ていただけますか?」
この時の私はおかしかったのだろう、一瞬、行くと言いかけたがすぐに、
「い、行かん!!」
と言った。よくやった、私。
「では私の方から行きますね」
「‥‥‥‥頼むから死んでくれ緑壱」
やっぱり私はお前が嫌いだ‥‥。
童磨の家に(しぶしぶ)泊まる兄上(童黒)[現パロ]→←長期任務で会えない兄上と文通を。
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メルア - あのー、黒死牟の牟が間違えてますよぉ (2022年1月4日 19時) (レス) id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - …ん?今頃気付いたけど、私のリクエストって変態のやつなのでは(自覚してなかった人) まぁ…私は兄上依存症な縁壱が見たいのですがね()更新頑張って下さい!! (2020年7月6日 19時) (レス) id: 20805bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるりる - 縁壱さん受けを作って貰えますか? (2020年7月3日 22時) (レス) id: d424947d4f (このIDを非表示/違反報告)
落灰 帳 - え?あれ?あなた様は神ですか?………素晴らしい作品をありがとうございます!!!!僕の好みのど真ん中です!更新頑張ってください!! (2020年6月21日 11時) (レス) id: 5800f98eba (このIDを非表示/違反報告)
ひろか(プロフ) - 私も頭から離れず授業中ニヤニヤニヤニヤしておりますw暑すぎてミニ扇風機が欠かせませんね。授業中にも関わらずブォンブォン言わせながら授業受けてます(( (2020年6月15日 23時) (レス) id: d204de565a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:来世から頑張る。 | 作成日時:2020年3月2日 17時