【ONE PIECE】海軍大将は海の女神も務めます陸【ロシナンテ】

250話 ページ16

追記____
『海の覇者』発動時、真の姿は海と同化しているので、身体の大きさは自由自在に変えられる
ーーーーー

｢そうだ、A…お前も友人になるなら茶会に招待することになる｣

｢｢｢｢｢！！｣｣｣｣｣
｢…そう｣

何かしら、周りが少し強ばったわ

｢お前にも毎回招待状を送る訳だが…｣









…









｢…断ったら、大事な人の首を贈られる。｣









｢｢｢｢？！！｣｣｣｣

｢！知ってたのかい？｣

｢…どんな者がどこで噂をしているか分からないわよ？
海の仲間達は私にいろんな話をしてくれる。｣

｢知っててここに来るとは…より気に入ったよ


まあそういう事だ、断るんじゃあ…｣
｢仕事が忙しければ断るわよ｣






…一気に静けさは場を支配し、鋭い視線が目の前のリンリンから送られる


｢お前…なに…言ってやがんだァ？！


そこまで知ってて覚悟がありながら、何故断るといった！


守れねぇなら、お前の大事に思ってる奴を調べあげ、全てお前の元に首だけで送ってやる！！｣

｢やってみな。｣

｢っ！！｣




覇気をちらつかせ、より鋭い眼光を彼女に浴びせた。



｢……あなたが私の愛する者を傷つけた瞬間

あなたの首は身体とおさらばすることになるわ。




私にはそれが造作もないことだというのは…私に触れて知っているはずよ｣

｢…｣

｢…お願いよ…









あなたを好きになるチャンスを、私から奪わないでちょうだい｣

一瞬びくりとしたリンリンは、しばらくして頷いた
｢…







………お前に嫌われるのを…俺は、苦いお菓子より嫌っているようだ。｣


周りの驚愕した目を受けながら、

私はロシーの言葉で言う…殺人的な微笑みを浮かべた。



ーーーーーーーー

港にて…


｢俺はシャーロット家10男、シャーロット・クラッカーだ！｣

と、元気よくその少年は挨拶した。

｢私はリラルド・A・Aよ、よろしくクラッカー｣

２、３歳程しか下でないような少年であるのに随分可愛く見える人だわ

｢…先程は警戒心丸出しで無礼だったね ペロリンッ
おれはシャーロット家長男、ペロスペローだ。

こっちは長女のコンポート、ママにそっくりだろう？｣
｢どうもねぇAさん｣

ひらりと裾を持ち上げ礼をしてくれた女性は確かにリンリンに似ていた。
厳密に言えば、少し太らせたリンリンに だが。


その他大勢、一人一人挨拶をしてくれた

一度で全部の名を覚えたから皆びっくりしたようだ。

251話→←249話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す