223話 ページ34
「私だって知りたいことはたくさんある
…禁断のことでも。
でも、この800年知られないことで体裁を保ってきた
こんなにも隠すことなら、きっとバレたら世界中大混乱に陥る
平和を正義とするか、この闇への革命を正義とするか…考え方はそれぞれ」
「…お前はどうなんだ?」
「……
……あんなやつら、ぶっ潰れればいい」
「!!でれししし
意外だなあなんか、Aといえば海軍、正義だで」
「ふふ、まあね。
…でももし、あなたが同じく何かを思い、何かをしようとしても…手助けは出来ない。」
「!…相変わらず鋭いな」
「…前よりは、私らしくいこうとしてる
でも、私は政府にある弱味を握られててね
……本当に私を止めたい時、彼らは私にそれを突きつけてくる。
それを世間にばらされれば私は海兵で居られないし、そうなれば、私の目標は達成されない
…だから、期待はしない方がいい」
「デレシシシシ!頼るつもりはねえでよ!!
…ただ、話しておきたかっただけだ
俺はオルビアを逃がす。
……ただそれだけは、見逃してくれねえか」
「……もう、戻れないよ」
「おう」
ため息をついて、私はサウロを見上げた。
「…、生きなよ
自分の道」
「デレシシシシ!!もちろんだで!」
…
その後少しして…
ニコ・オルビアは逃走、ハグワール・D・サウロ中将も…海軍から姿を消した。
そして
ーーーーー
「…私も、5人の中将と共にオハラへ…?」
「ああ。学者だらけで武力的に問題は無いだろうが…大将も一人つけば安心だ、サウロのことも気にかかる
念には念をだな。」
バン!!!!!!!
「…!」
コング元帥の机に手をつく
「……そこまでする必要がありますか…?」
「………、白竜」
「……私は、この襲撃の意義を認めないし、参加しません」
「A!」
「暴かれて困るものならあっても腐るだけよ!
机上で簡単に命を捨てようとしないで、実際に殺すのは私たちなのよ!!!!」
「これは決定事項だ!!リラルド・A・A!!!」
唇を噛む
「…お前を指名したのは…五老星だ…」
「!!」
「…言ってる意味、分かるな」
断れば、世間に私の素性がバレる
即刻、処刑にまでもってかれることだろう。
逆にそうしないのは、私の強さに利用価値があるからだ
「……畜生…っ」
牽制のつもりか…っ!!
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - レスありがとうございます!やはりそうだったんですね!赤毛のアンが好きな人がいて嬉しいです!他にも私は大草原の小さな家や、若草物語、風と共に去りぬを愛読していたのですが、ひはるsはこれらを読まれた事ありますか……?(途中自分語りですみません) (2019年1月20日 21時) (レス) id: 82ba7abb24 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - 怒らないで委員会会長mAKAさん» ありがとうございます!!そしてそうなんです、気づいてくれた方は初めてですよ!!私は赤毛のアンシリーズが本当好きで、夫であるギルバートと、大切なマシュウおじさんから名前を借りたんです! (2019年1月16日 0時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - とても好きです!作者様の文才に惚れ惚れしています……ちなみに今更ですが、部下の名前は赤毛のアンを意識なさってますか? (2019年1月3日 21時) (レス) id: 82ba7abb24 (このIDを非表示/違反報告)
ひはる(プロフ) - アトさん» すっっっごい嬉しいです!!!いやもう1000人なんて夢のまた夢ですよ笑私のこの妄想に共感してくれる人がいてくれるだけでありがたいです、でもありがとうございます!! (2018年11月17日 23時) (レス) id: 1f07ba6d69 (このIDを非表示/違反報告)
アト(プロフ) - お気に入り登録の人少なすぎ……1000人くらい行くべき作品だと思います(・ω・)ノ (2018年11月16日 10時) (レス) id: 0008ad3e23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひはる x他1人 | 作成日時:2018年10月21日 21時