【ONE PIECE】海軍大将(将来)は海の女神も務めます弐【ロシナンテ】 (ページ36)

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83話ページ36

｢飛ぶ指銃！

嵐脚ッッ

月歩！

水鏡……ー
(鏡のように攻撃を反射できる)

…水槍…

見聞色の覇気
そして紙絵…

鉄塊！！

小宇宙…水球流星！！！
(砲弾ほどの水球を空中に無数並べ、それを自ら蹴り落とす

花吹雪や水槍に比べて大型のものを仕留められる)

床に…受水(深海と空間を繋ぎ、攻撃を吸収して失くすことが出来る)！！

剃！！

からの…っ彗星零、幻舞花吹雪！！！

受水・暗黒！！
(取り囲む空間全てに張り巡らした受水。より深く水圧の高い深海に繋げる)

海の波動……大津波！！！！！

…はあ、はあ、よしっ！…｣

一通りの技を試し打ちして一息つく。

…受水は、決して人に使ってはいけない技

……使った様を想像するだけで……ああ、地獄絵図だ。

｢流石…

追い込みますね｣

｢はあ、

これぐらい連続で出来なきゃ、最終課題にはきっと成功できない｣

｢…もはや私達では練習相手にすらならない…

貴方に技を教えさせていただいたこと。一生胸に刻みましょう｣

｢ええ、本当に、あの皆の女神に。

永遠の糧となれたのだから…｣

…天竜人のこと言ってたけど、この人達も大概ね。

｢…、ええと、次は勉強ね。｣

｢…以前から伺いたかったのですが、なぜ医者の勉強を？貴女はそれ依然にも大変な役割をお持ちなのに｣

…部屋に向かいながら尻目で彼らを見る

｢私は身軽でいたいの。必要な人材以外と共に現場にいたくはないし

私が医者でもあれば、連れていく人数を減らせて、よりコンパクトかつスピーディに任務を遂行できる。

航海術を完璧にしたのもそう…でも私は今並の医師の資格しかない。

ダメなのよそれじゃ。私は…今度こそ…｣

｢？？｣

ーー何を言っているえ！母上を救ってくれたのはお前が初めてだえ！！ー

ーー…でも、一時的な応急処置であるのです。

…なんて…無力ーー

…。

唇を引き結ぶ。

｢……

わかりました。なにか温かいものをお持ちします。｣

…今度こそ

救うのよ。