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横内さんとのことがあってから一夜明け、今は学校。
教室に入れば何やらみんないつも以上にざわざわしている。
拓「おっはよー！」
そこにいつものように元気よく登場した西村拓哉(16)
いつもだったらクラスのみんなも“おはよー”って返して拓哉を囲んで話し始める…
でも、今日は違った。
誰一人として拓哉に“おはよー”とは返さず、その言葉の前に想像もしていなかった言葉が私の耳に届いてきた。
“おまえ、横内のこと好きなん？”
『えっ…』
信じられなかった。
拓「は？いや、なんでそうなるん？」
男「いやだって、おまえ昨日、横内と一緒に帰ったんやろ？逆方向なんに。」
嘘だ。だって昨日拓哉は私と…あ、
そうだった。私、昨日は拓哉に誘われたあと走って帰っちゃったんだった。
そっか。あの後横内さんとふたりきりだったんだ…
周りを見れば大盛り上がりのようで、その景色を見ているだけで心が痛くなる。
あぁやっぱり私、拓哉のこと大好きなんだ…
拓哉を見てみれば、“別に好きやないわ！”とか言いながら満更でもないような顔をしてる。
横「おはよー」
横内さんがやってこれば教室のボルテージも最高潮のようで、
“ふたりお似合いじゃん！”
なんていうふざけた一言が私の心をズタズタに切り裂いていく。
そんな状況に耐えられなくなったのか気づけば私は教室から飛び出していた。
元々、私の恋なんて叶うはずないんだから。
少しでも期待した私が馬鹿だった。
“もう、拓哉のことは気にしない”
そう自分に言い聞かせて私は横内さんに言われた通り拓哉に近づかないことを決めた。
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千夏(プロフ) - 続きがすっっっっごく気になります！！！！！！！ (2020年4月3日 1時) (
レス) id: 8c82eeb19b (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続き気になる!!!更新頑張ってください!!!!待ってます!!!!!!!!! (2019年9月23日 11時) (レス) id: 20fb14c53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暖心 | 作成日時：2019年4月10日 17時
