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いくら距離をとっても頭の中は拓哉のことでいっぱい。
帰りの時間になればパパッと支度を済ませ、パパッと帰る予定だった。
しかし、その予定は一瞬にして無駄となった。
拓「A〜。一緒に帰らへん?」
『へっ⁉』
拓哉からの突然のお誘いに驚きすぎて思わず自分でもびっくりするような変な声を出してしまった。
拓「………っふ!ふはっ!はははっ!」
私の変なリアクションをみて拓哉がお腹を抱えて笑う。この笑顔をずっとみてたいな…なんて思う。それでもやっぱり恥ずかしさがあって、
『そ、そんな大声で笑わないでよ…恥ずかしいじゃん…』
そういえば拓哉も
拓「だってAおもろいんやもん!」
なんて小学生みたいな言い訳をする。
拓「で?一緒に帰るんか?帰らへんのか?」
早くしろと言わんばかりに答えを求めてくる。
『えっ、あっうん!帰ろ…?』
拓「なんで疑問形なん?」
また笑いながら拓哉は言う。
“はよ行くで!”
って私の手をひいて走る拓哉。
周りではクラスの人達がこの様子をみて驚いたような顔をしている。
学校を出て2人でゆっくり歩く。
拓「2人だけで帰るとかいつ振りやろ」
『ほんまやね』
“懐かしいねこの感じ”
って2人で笑い合いながら歩く。
『ん?拓哉?』
突然拓哉が立ち止まった。
拓「A、あのさ…」
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千夏(プロフ) - 続きがすっっっっごく気になります!!!!!!! (2020年4月3日 1時) (レス) id: 8c82eeb19b (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 続き気になる!!!更新頑張ってください!!!!待ってます!!!!!!!!! (2019年9月23日 11時) (レス) id: 20fb14c53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暖心 | 作成日時:2019年4月10日 17時