三話 ページ4
貴「ありがとう。俺達が初めて受けるのが分かったって事は、何回も受けてるのか?」
ト「あぁ、35回だな。それより、お前ら兄弟か何かか?」
35回って・・・受けすぎじゃないか?諦めも肝心だろうに(呆
薬「そうなんだな、俺と大将は別に兄弟じゃ無いぜ。」
薬研がトンパの質問に答えてから気付いた。兄弟ということにしておいた方が、何かと便利だったということに。
ト「へぇ〜じゃぁどういう関係なんだ?普通そんな年のはなれた奴が一緒にいるのって、あんまり見ないからさ。」
さて、何と答えるべきか・・・
薬「俺と大将は主従関係だぜ!」
私がどう言うか考えていたら、薬研がカミングアウトしてしまった。
ト「へぇ〜若いのに君、すごいんだね。だからバッチ付けてないんだな。じゃぁ、俺そろそろ行くぜ。ジュース早めに飲んどけよ!」
そう言って行ってしまった。
薬「どうだ大将、俺っち役に立ったか?」
薬研のせいで少し面倒くさくなりそうだったのだが、何事も無かったし、なによりこの顔を見て否とは言えない。
貴「あぁ、助かった。ありがとう、薬研^^」そう言って、さっきよりも薬研を抱きしめる力を強くした。
しばらく薬研と話していると、いきなりどこかから悲鳴が聞こえてきた。
悲鳴が聞こえてきた方を見ると、道化師のような格好をしている男がいた。
薬研が、自分自身に手を伸ばしているのを制してから、周りの声に耳を傾けた。
?「あ〜ら不思議、腕が花びらとなって消えちゃった♢種も仕掛けもございません。気を付けようね、人にぶつかったら謝らなくちゃ♤」
男1「ッチ、また来たのかよ、あいつ」
男2「ヒソカ・・・」
どうやら、あの男の名前は“ヒソカ”といって、とても危険な男のようだ。
薬研とアイコンタクトで、あの男には、なるべく関わらないようにすると決めた。
だが、それは叶いそうに無いと思っていた。なぜなら、当の本人がこちらを見ているのを知っているから。
面倒なことにならないことを願いつつ、薬研と刀状態の山姥切を愛でた。
少し時間がたつと、「サトツ」という試験官が来た。どうやら、一次試験は彼に付いていくだけのようだ。ついにハンター試験が始まったが、とても楽すぎる。
薬「大将、本当にこれが試験で良いのか?」
貴「きっと、後で何かあるんじゃないか?」
確信は無いが、これだけで終わるとは思えない。
「「ねぇ」」
しばらく走っていると、見た目が薬研と同じくらいの男の子2人に話しかけられた。
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慶(プロフ) - 武将先生さん» ありがとうございます!私もそう思って書いてみました^^頑張りますね! (2016年12月7日 12時) (レス) id: 7094d1d184 (このIDを非表示/違反報告)
武将先生 - 小説を読ませて頂きました!とても面白いです!刀剣乱舞とHANTER×HANTERのコラボはなかなか無いから、次の更新がとても楽しみです!頑張って下さい!! (2016年12月6日 23時) (レス) id: 245d9e6dce (このIDを非表示/違反報告)
慶(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年11月23日 20時) (レス) id: 7094d1d184 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - すごく面白いです!!これからも頑張ってください! (2016年11月23日 15時) (レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
慶(プロフ) - マリネットさん» ありがとうございます!が、頑張りますね!! (2016年10月14日 7時) (レス) id: 7094d1d184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慶 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時:2015年9月7日 22時