十八話 ページ19
あれから数時間ヒソカと刀剣達は戦っていた。
やはりヒソカはかなり強かった。彼等と戦って、少ししか怪我をしていないし、俺の刀剣達に少なからず傷をつけた。
流石に俺もつまらなくなってきた。
貴「そろそろ、俺と戦ろう。」
ヒ「やっとかい♠」
どうやらヒソカは俺と直接戦いたかったらしく、力を抜いていたみたいだ。
まぁ、それはうちの子達もだが…
切「主、俺を使うか？」
貴「使うかどうかは分からないけど、一応刀に戻っといてくれ。」
俺がそう言うと、山姥切が光り輝き、その場に刀だけがあった。俺はその刀を腰に差して、他の3人にそこの木陰で休んでいるようにと言ってから、ヒソカに向き直った。
ヒ「それが君の念能力かい？素晴らしいね♢」
貴「これだけじゃないがな。」
“陰陽五行”
今回は、“水”だ。
水か、ヒソカに近づかれたらお終いだな。
貴｛すまない、切国。あんな事言っておいてなんだが、初っ端からお前を使う事になりそうだ。｝
切｛そんな事だろうと思っていたから問題ない。それに、あんたに使って貰えるなら俺はその方がいい。｝
山姥切はたまにこういう事を直球で言ってくる事があるから、時々反応に困ってしまう。
貴｛ありがとう｝
そして俺はその山姥切を抜き、ヒソカの元に突っ込んで行った。
いきなり俺が目の前に現れて、ヒソカは、目を見開いて驚いた。だが、それも一瞬の事で、俺の初太刀は呆気なくかわされてしまった。
三「ほぉ、主の初太刀をいとも簡単に避けるとは。」
鶴「やはり、相当やるな。」
薬「手を抜いてたとはいえ、俺達4人と互角だったからな。」
さっきからずっと向こうで観戦している奴らが、分析とか色々してるけど、もう少し静かにしてくれないだろうか。集中できないんだが…
ヒ「やっぱり君は僕が見込んだだけある♡とっても強いね♣防戦一方だよ♠」
貴「何を言ってる。攻撃しようと思ったらすぐにでも出来るだろう。」
こいつは、俺に対しても手を抜いている。確かに、俺の攻撃のスピードは並じゃないと思うが、こいつは反撃できる位の間はあるのだ。それなのにしてこないという事は、遊んでいるだけという事になる。
ヒ「もっと強くなってよ♢君は完全じゃない♣もっともっと熟れて、その実が落ちる瞬間に僕は君を食べたい。」
ヒソカにそう言われた瞬間背筋がゾワッっとした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
慶(プロフ) - 武将先生さん» ありがとうございます！私もそう思って書いてみました^^頑張りますね！ (2016年12月7日 12時) (
レス) id: 7094d1d184 (このIDを非表示/違反報告)
武将先生 - 小説を読ませて頂きました!とても面白いです!刀剣乱舞とHANTER×HANTERのコラボはなかなか無いから、次の更新がとても楽しみです!頑張って下さい!! (2016年12月6日 23時) (レス) id: 245d9e6dce (このIDを非表示/違反報告)
慶(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年11月23日 20時) (レス) id: 7094d1d184 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - すごく面白いです！！これからも頑張ってください！ (2016年11月23日 15時) (レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
慶(プロフ) - マリネットさん» ありがとうございます！が、頑張りますね!! (2016年10月14日 7時) (レス) id: 7094d1d184 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慶 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jye2/
作成日時：2015年9月7日 22時
