道を変えたら海に出た【ONEPIECE】

1 ページ3

私はさっきまでごく普通の道を通って家に帰っていた。

そう、さっきまでは。




『何処ここ。夢でも見てるのかな…』




何故か私は今砂浜に居る。




どういう原理かは分からないが…あの道は何故か変な場所に通じていたようだ




『意味わからんし…やっぱいつもの道から帰ろう』




そう思い振り返るが何故かそこに道はなく、草木が生い茂っているだけだった。




『…ん？』



道がない？どういう事？



目を擦ってもう一度確かめたが、何度見てもそこに道は無かった。



『あれ、道が無いって事は…私帰れなくない？』





まって、これ普通に詰んでるくないか？

えーーーどうするよ。私死ぬ？

変な島？で遭難とかめっちゃ嫌なんだけど。




『うーん…まあ考えても何も分からんし探索でもするか…？』



改めて周りを確認するもやはりこんな場所に心当たりはない。



まじでここ何処？？





『…あ、建物ある！！』



さっきは気付かなかったけど、少し遠くの方に建造物が見えた。


建物があるという事は人が居るという事！！



よし、ここが何処か聞いて家まで帰ろう。





『とりまさっきの建物のある方向に歩いてみるか。』



どうか迷いませんように…


･


･


･







皆さんこんにちは、Aです。



突然ですが私は今どこにいるでしょうか！



正解は…





『うーん、迷っちゃったなぁ！？』



森の中でしたー！！！



砂浜から回って行けよって思うじゃん？



でもこれには海より深い訳があるんだよ。




･


･


･



〜2時間前〜




『それにしても遠いな…』


私は砂浜を歩いていた。


森を突っ切った方が早いけど建物が見えなくなるからな…知らない所で迷子だけは避けたい。



『ん？なにあれ？大きな…岩？』


歩いていると砂浜に大きな何かがあるのが見えた。



少し近ずいて見てみるとそれは岩などでは無く…




『大きな…蟹！？？！！？』


私の叫び声が聞こえたのか蟹がゆっくりとこちらを見る。最低でも3mはありそうな巨体だ。



『ギャーッ！！！こっち見た！！』



急いで走って逃げるが何故か蟹もこちらを追いかけて来た。


まずいまずい！！めっちゃキモいし横歩きで迫ってくんの怖！！！



このまま砂浜を走っても体力が持たない…！あ、森ならあの巨体だと動きにくいし隠れたりできるのでは！？



迷うかもしれないけど命には変えられない。森に入って撒こう！！

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←自己紹介

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す