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__登坂side__
「おーい。着いた。」
A「………」
「起きろって」
肩に乗ってるAの顔を
覗き込むけど
酒入ってるし、完全夢の中…
「すいません、出発しちゃってください。」
タクシーの運転手さんにそう言って
次に向かうのは俺んち。
さすがに部屋まで入って送ってやんのは
アウトだと思うから
……仕方なくこの選択。
運転手「彼女さんぐっすりですね(笑)」
「え。あ…はい(笑)」
側から見たら彼女かー。(笑)
肩から伝わる
あったかさ、匂い、重さ
全部が俺をきゅんきゅんさせる。
Aん家と俺ん家そんな距離ないから
あっとゆうまに到着。
「起きろ。今度こそ起きろ。」
強めに揺すると
重たそうなまぶたをゆっくり開けるA。
A「…もう着いたの?」
「ん、俺んちな。」
A「…なんだ登坂さん家か。」
寝ぼけてる??
いつもなら俺んち来るの
すげぇ拒否るのに、なんで??
「ありがとうございました。」
運転手「はーい。お気をつけて。」
左手でフラッフラ歩くAの腕を掴んで
右手にこいつと俺の荷物。
はあ、酔っぱらいの介抱なんて
何やってんだよ俺。
言っとくけどな、これでも今日の主役だったんだぞ。
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ゆむ(プロフ) - 初めまして。一気に読ませて頂きました!俺にぞっこん大作戦が気になります(≧∀≦) (2017年1月6日 23時) (レス) id: 6e37c95cc4 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - まりあさん» コメントありがとうございます!嬉しいいー!こっちが最高です(笑)またよろしくお願い致しますね^^ (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます!わたしもいちゃいちゃみたいーーーっ(笑)もしかしたらもしかするので楽しみにしていてもらえたらうれしいです! (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - ulaaaainさん» コメントありがとうございます!ポカポカ越しちゃいました??嬉しい…(笑) (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
あーこ(プロフ) - aBcDe126さん» コメントありがとうございます!続き読みたいだなんて…もういっちょ書いちゃおうかなって思ったりって感じです(笑) (2017年1月6日 10時) (レス) id: ed7ce82be0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーこ | 作成日時:2016年12月22日 17時