君の嘘 ページ28
隆弘side
今日は、前々から予定されていた打ち合わせ。
ソロでの仕事で、偉い人までくる大事な日だった。
スケジュールを確認すると、すぐに頭に浮かんだのは“彼女の誕生日”ってこと。
あぁ、早く忘れなきゃと思うのに。
なんで、忘れられねぇんだよ。
｢じゃ、今日はこれでお開きだね、。｣
｢ありがとうございました！｣
打ち合わせは、予定通りに終わり、全員が席を立って帰ろうとした瞬間だった。
｢ーーーー｣
｢ーーーー！｣
聞き覚えのある声だった。
振り返ってみてみる。
すると……
嘘だろ？
こんな、会えるなんて。
Aだった。
向かい側には、夏樹とか言ってた男。
監視してた訳じゃないけど、目が離せなかったんだ。
すると、夏樹っていう男がポケットから何かを取り出し、それをAに差し出す。
いわゆる、プロポーズってやつ？
それを、ただ驚いた顔で見つめるA。
なんだよ、嬉しくないのかよ。
分かる、あの顔をする時のAは、何かしら嘘をついてるか隠してる時の顔だ。
それを見てたら、なんだろう。
勝手に体が動いて、Aたちが座っているテーブルまで近づいていた。
｢お前好きでもないやつと結婚できんの？｣
今思えば。ひどいことを言ったと思う。
でも、気持ちがない結婚なんてして欲しくなかった。
そんな気持ちを込めて、彼女に質問し続ける。
最終的には、俺には関係ないと言われてしまった。
まぁ、そうだけど。
家に帰って1人、暗闇で光る証明を呆然と眺めて、
あの時の記憶を遡っていた。
こんなに、思い出すの多分吹っ切れてないから。
気がつけば、あいつの事考えるのは、二年経った今でも忘れられないから。
こんなに、俺の心を掴んで話さないあいつを正直恨む程、愛してた。
きっと、それは今でも同じ。
なぁ、もうダメってわかってる。
でも、止められないこの気持ちを俺はどう処理したらいい？
なぁ。教えてくれよA
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芹那(プロフ) - あゆにし♪さん» うわぁ、本当に嬉しすぎます。今日は数話更新する度予定ですのでよろしくお願いします^^ (2017年9月17日 7時) (
レス) id: 7ca670225a (このIDを非表示/違反報告)
あゆにし♪(プロフ) - 芹那さん» いえいえ！名前のことなんてそこまで謝んないでください(;_;)ほんと毎日早くみたいが強すぎてます(*^^*) (2017年9月17日 7時) (レス) id: 1e5cd2df69 (このIDを非表示/違反報告)
芹那(プロフ) - あゆにし♪さん» 名前の事はすいませんでした。これからは気をつけます。本当にご指摘ありがとうございました！ (2017年9月17日 7時) (レス) id: 7ca670225a (このIDを非表示/違反報告)
芹那(プロフ) - あゆにし♪さん» 毎日なんて……嬉しすぎて震えそうです！（笑）ありがとうございます！頑張ります！ (2017年9月17日 7時) (レス) id: 7ca670225a (このIDを非表示/違反報告)
あゆにし♪(プロフ) - 芹那さん» 毎日続き楽しみで仕方ないです！がんばです！ (2017年9月17日 7時) (レス) id: 1e5cd2df69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芹那 | 作成日時：2017年8月30日 19時
