吸血鬼に出会ったら…*

＊31話＊ ページ33

盗み見してるのがバレてやばいと言った顔をしてる6人





まるでイタズラがバレた小学生のような顔







マ「お前ら、何してんだよ」





少し怒ったようにマサイは6人を問い詰める






私はというとキスが見られていたのかと思うと恥ずかしすぎて顔をさらに赤くしていた








シ「い、いや、違うんだよ！Aが皿を置いたらすぐにマサイの部屋向かったからどうしたのかなーとか思って？」







なんとも誤魔化しが下手くそなこと







「い、いつからいたの？」







ン「んーと、マサイがAにキスした時、ぐらいかな」






なんて苦笑いをするンダホ



結構序盤じゃん！！







モ「マサイ、Aごめんね！」






謝ってくれるのはいいんだけど、恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ！







シ「でも！めでたいことじゃん！」






ぺ「そうだ！おめでとう！」






話題を変えて私達を祝福する6人





マ「お前ら…」



「もう！」




呆れたマサイとお怒りの私








ダ「まぁ、元はと言えばシルクが見に行こうとか言うから」





シ「なっ！てめぇそれは言わない約束だろ！」






ザ「でもいいもん見れたよね」







モ「見に来て俺ら的には正解」







君らからしたら正解なのかもしれないけど私達からしたら何してくれてんだって感じなんですよ









ン「お幸せにー！」





ぺ「すぐに別れないようにね」






シ「不吉なこと言うな！」





この光景を見ていると私たちが怒っていることが凄く小さく感じてきた







横を見てマサイと目が合うとお互いに自然と笑みがこぼれてしまった







きっと今私が思ったことはマサイも同じだと思うな







「「ありがとう｣」







こいつらと一緒にいる事こそが一番の幸せだ

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