＊26話＊ ページ28
マサイが目を閉じてから3日が経過した
皆は時間交代でマサイを看ているが、不安な私は1日のほとんどをマサイのは部屋ですごした
今はシルクと2人でマサイを看ている
シ「ほんと、Aはマサイの事大好きなんだな」
「っは！？なに急に」
シ「え、違うの？」
「…ち、違くないけど」
シルクにまで知られていたとは
じゃあもうこの気持ちは皆に知られているって思った方がいいな
そんなにバレやすいのかな…
シ「そんなAにいいもん見せてやるよ」
「いいもの？」
シルクは立ち上がってマサイの机の中を探り始めた
シ「あれー、この辺にあったはずなんだけど」
めっちゃガサガサ探してるけど一応人の机だよね？
「ちょ、何して＿」
シ「あ！あったあった」
シルクが取り出したものは1冊のノートだった
「なに、それ」
シ「俺らの出来事をまとめた本。まぁ、簡単に言えば日記だな」
え、人の日記って見ていいの？
シ「これ、マサイが書いてて、たまに見せてもらうけど、まぁ丁寧に書かれてるぜ」
ほら、と言って渡されたノート
パラパラと中を見ると結構びっしりと字が埋まっていた
シ「これ読んだら多少はお前の不安消えると思うぞ」
あ、シルクはそれを考えて私にノートを見せてくれたんだ
「ありがとう」
シ「んじゃ、俺は部屋戻るぜ」
シルクは部屋を出ていき、私は椅子に腰を掛ける
そこに書かれていたのは私と出会う前の出来事や私の出会ってからの出来事が事細かに書かれていた
“新しい同居人が増えた。めちゃめちゃ不安そう。俺らがついてるから安心して欲しい”
これ、私がみんなに初めてあった日だ
初日からマサイはこんな事思っててくれてたんだ
“Aを守ると決めていたのに怪我をさせてしまった。悔しい。もっと力をつける。”
これは吸血鬼の世界に皆で行った日だ
“Aは俺が守る”
そう書かれてこのノートは終わっていた
ダメだよ、シルク。
こんなノート読んじゃったら、今まで抑えてた気持ちが溢れ出てしまう
「〜っ！」
自然とボロボロと溢れ出る涙
ノートを机に置いてマサイの眠るベッドの下に座り込み、マサイの手を握る
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ウオタミ野球女子(プロフ) - このあとどうなるんだろう、、、待ってます！がんばってーーーー！ (2022年12月9日 23時) (
レス) @page46 id: 9c4a6254a6 (このIDを非表示/違反報告)
りょっこ - 気になりすぎてヤバイ！ 更新待ってます！頑張ってください！ (2020年4月13日 0時) (レス) id: 0503ca3221 (このIDを非表示/違反報告)
coyuma(プロフ) - この先の展開が気になりすぎます！更新してくださるの待ってます。 (2019年11月2日 16時) (レス) id: 96592c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - え、めっちゃ面白いです！吸血鬼とかのお話少ないのでめっちゃ好きです！応援してます！更新待ってます！ (2019年8月18日 23時) (レス) id: 8d213699ca (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きが読みたいです！！ぜひかいて欲しいです。お願いします。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: b1f70af8d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美嘉 | 作成日時：2018年12月15日 23時
