*13話* ページ15
シ「着いた着いた」
結構長い道のりだった…
着くまでに街みたいな所もあった。
地球と変わらない街並みなのに暗くて皆鋭い牙を持って不気味な感じだった
この7人のせいなのか、私がペンダントを持っているからなのかめちゃくちゃジロジロ見られたけど…。
そして目の前にはあっちの世界の屋敷よりも大きい屋敷が建っていた
門のところにいた吸血鬼に案内されながら、屋敷に入り、階段をのぼり奥へと進むと王様が座るような豪華な椅子が見えた
シ「爺さん久しぶり!」
『おぉ、お前らか!!よく来た!よく来た!』
王様が座るような椅子に座っている少し小柄な白い髭の生えたお爺さん
なんかイメージと違う…
マ「ああ見えてもこの世界の一番偉い人。」
「そ、そうなんだ」
隣にいたマサイがコソッと教えてくれる
『ぬ?誰じゃ、その小娘は?』
お爺さんは私を指さした
シ「今日はこいつ紹介しに来たんだ」
「な、中村Aといいます…」
シ「こいつがこれ持ってっから俺ら今一緒に生活してんの」
シルクが私のペンダントを掴む
「お世話になってます、」
『ほほぉ。お主、厄介なもん持っとるのう。大丈夫か?』
ン「だから俺らが守ってんの」
『ふむ、、、』
ぺ「何か問題でもあるの?」
『お前らなら大丈夫じゃろうが、最近の吸血鬼は中々一筋縄ではいかん。強い奴に限って地球へ行くからな。昔と今は全く違う』
シ「そんなん俺らが1番わかってるよ」
『うむ、そうじゃな。…小娘や』
「はい!」
『安心してこやつらに守られなさい。』
お爺さんは優しい顔で笑った
「ありがとうございます」
『またいつでも来るのじゃぞ』
優しそうな人だったな
私達は屋敷を後にした
シ「じゃあ帰っか。その前にどっか寄りたいところある?」
ン「街行こうよ!」
屋敷を出て、くる途中に通った街を歩いた
あっちの世界にはないようなものが沢山あった
歩いてて気づいたけど、この7人はここでは有名な人なのか?
街を歩いて声をかけられては「頑張れ」とか「応援してるよ」とか言われてる
それとは逆に睨んでくる人だっている
マ「全員が全員悪い吸血鬼じゃないから、こうやってあっちの世界で戦う俺らを応援してくれる人がいるんだよ。逆に言えば悪い吸血鬼には嫌われてる」
「なるほど。そういう事なんだ…」
122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウオタミ野球女子(プロフ) - このあとどうなるんだろう、、、待ってます!がんばってーーーー! (2022年12月9日 23時) (レス) @page46 id: 9c4a6254a6 (このIDを非表示/違反報告)
りょっこ - 気になりすぎてヤバイ! 更新待ってます!頑張ってください! (2020年4月13日 0時) (レス) id: 0503ca3221 (このIDを非表示/違反報告)
coyuma(プロフ) - この先の展開が気になりすぎます!更新してくださるの待ってます。 (2019年11月2日 16時) (レス) id: 96592c7e36 (このIDを非表示/違反報告)
バニレ - え、めっちゃ面白いです!吸血鬼とかのお話少ないのでめっちゃ好きです!応援してます!更新待ってます! (2019年8月18日 23時) (レス) id: 8d213699ca (このIDを非表示/違反報告)
かなえ - 続きが読みたいです!!ぜひかいて欲しいです。お願いします。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: b1f70af8d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美嘉 | 作成日時:2018年12月15日 23時