ある日、私はムカつく月島に恋をした (ページ18)

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月島がああ言ってるけど、この家に住んでる人のいつも寝てる所を奪い取って私が寝ていいんだろうか。

A「やっぱり・・・・」

すると、月島はめんどくさい、といった顔で

月島「めんどくさいんだけど。早く寝て。僕もう眠いんだけど。」

といい、布団に入ってしまった。

もう、ちょっと怖いんだよ・・・。もうちょっとさ、優しく言えないのかね・・・。

まあ、明光さんにもそんな感じだったし、いつもなのかな。あ、いつもか。

でも、結局は優しさなんだよな・・・。

なんだかんだで、優しいんだ。

A「ありがとう、月島。」

すると、

月島「べつに。」

あら、そっぽ向いちゃった。

A「なんで譲ってくれたの？」

月島「一応女子なんだから、床で寝せるわけ無いでしょ。」

ドキッ。

あれ、また。

いやいや。ちょっと優しくされたからって・・・。

ないない。

それに、一応ってなんだ。

れっきとした女子です！！

A「一応じゃなくて、ほんとに女子だけど！」

月島「うるさい。」

な・・・。くっ。

さっきのドキッってやつは、勘違いだね。

うん。

じゃ、私も布団に入ってと・・・。

ふわぁ・・・。ねむい。

そういえば、月島って、自分の布団にほかの人なんて寝させないような人だと思ってたのに。

いや、でも、友達とか部屋に入れなそうだけど。

うーーん・・・

わたしが考えてもわかるわけないか。

まあ、いいや。

うう・・・。

ねむい。

・・・・・。

ｚｚｚｚｚｚ・・・