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fukazawa
「うえ、やばい気持ち悪い吐く。ちょっとトイレ」
病んでたかと思えば突然立ち上がって去っていったこの女。
雪影Aとはもう17年の付き合いだ。
ここでちょっと昔の話をしようと思う。
それはそれは可愛かったAの話。
武勇伝のように昔話をするAだけど、
それはあながち間違いじゃない。
実際Jr.の中にもAを狙ってるやつはいたし
先輩にも可愛がられて後輩にも慕われてたよ、Aは。
俺が…、いや、SnowManがAのそばに入れたのは
たまたま入所や年が近かったからってそれだけで。
「ふっかってさ、恋したことある？」
当然そんな質問をされたのはAが高校生になった頃。
「ないんだよね、私は。女の子が普通にしてる事を私は何一つできてないんだよ」
何かを諦めたように、それでも寂しそうにそう呟いたAに俺はなんて声をかけていいかわからなかった。
「まっ、しょうがないんだけどね。アイドルだからさ、私」
でも次の瞬間にはそうやってAは笑うから、
いつもの気まぐれでそうやって言ってるんだって思った。
「うげ、めちゃくちゃ吐いたわ」
深「アイドルがそんな事言うんじゃないの」
「よし、飲むぞー！！」
俺は気づいてなかった、ずっと。
こんだけそばにいたのにさ。
たった1人、男の世界に放り出されたAの
悩みや葛藤や苦悩を。
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まろん(プロフ) - スノ姫さん» コメントありがとうございます！！そうなんですね、体験がある方にも楽しんでいただけるようにがんばるのでこれからもよろしくお願いします(^^) (2022年1月14日 22時) (
レス) id: 2b35b88fe9 (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - もう１度恋愛するなら、ふっかさんとしたいね。実際に自分も元彼に振られて、別れてからはもう恋愛は懲りごりって感じでしたけどね。続き待ってます。 (2022年1月12日 2時) (レス) @page6 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん | 作成日時：2022年1月12日 0時
