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…ゆっくりと、ゆっくりと
何かが変わって行くその瞬間に私は何を思うのだろう。
康「…デ、」
「デ？」
康「…デートしたいねんけど」
「は？」
今日も相変わらず9人の仕事で、いつもと同じように撮影の合間に風に吹かれていたら現れたのは康二だった。
康「…写真を撮りに行きたいところがあって…」
「…写真、」
康「…その、Aにモデルになってほしいねん」
顔も耳も、身体中真っ赤に染めてそう呟いた康二は
その瞳を私に向けた。
康「…って上手い理由つけてデートに誘ってるねんけど、」
「ぷっ、」
それ言っちゃうの？と笑ったら、
こっちだって必死やねんって赤い顔をさらに真っ赤にした康二に、
…なんて言うんだろうな、可愛いなって不覚にもそう思ってしまった。
だから、だからね、
「いいよ、」
そう言葉が自然に出てきたんだ。
私の言葉に康二は目を見開いてニカッて白い歯を見せて笑って
手がもぎ取れるんじゃないかと思うくらい"ありがと、ありがとな"って振り回す。
康「今週末Aもオフやろ？」
「…怖い、なんで知ってんの」
康「なっ！もー、車で迎え行くから待っとってな！」
「はいはい、」
"約束やからな！"って何度も確認しながら去っていった康二。
阿「聞こえちゃったんだけど、よかった？」
「なっ、」
そんな康二と入れ替わるように出てきた人物に、
ヒュッと息を飲んだ。
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まろん(プロフ) - スノ姫さん» コメントありがとうございます！！そうなんですね、体験がある方にも楽しんでいただけるようにがんばるのでこれからもよろしくお願いします(^^) (2022年1月14日 22時) (
レス) id: 2b35b88fe9 (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - もう１度恋愛するなら、ふっかさんとしたいね。実際に自分も元彼に振られて、別れてからはもう恋愛は懲りごりって感じでしたけどね。続き待ってます。 (2022年1月12日 2時) (レス) @page6 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん | 作成日時：2022年1月12日 0時
