AKYの代名詞登場 ページ6
？｢DDDDD！！間に合って良かったんだぞ！！｣
クラス｢…………………………………………｣
間に合ってませんけど？！
？｢えっと俺の席はぁ…｣
そういってわたしの左斜め前の席にきた。
？｢ここだな！！｣
………………………さいですか。
ああ、つくづくついてないよなわたし。
？｢あ、ねえ君！｣
変な自称担任が先生だし、
？｢おい、聞いてるかい？｣
うるさい奴が近くらしいし、さ…―
？｢ねえ、君だってば！！｣
ｶﾞｼｯ
｢んぁ？…｣
？｢やっと気づいてくれたんだぞ！｣
え、なにこの状況。
うるさい奴に肩をつかまれて怒鳴られた？せいで
皆の視線を浴びているという……………。
あー…ちょっと待ってよ、思考停止。
？｢君、大丈夫かぃ？｣
？｢おーい！｣
｢あ、はい。なんでしょう｣
一瞬ビクッとして彼を見上げた。
怒られる―？
？｢(ニカッ☆)｣
え？
？｢やあ！俺、アルフレッド・F・ジョーンズ。アルって呼んでくれよな！君は？｣
｢は？君？…え？｣
アル｢だーかーらぁ！君の名前だよ！｣
ビクッ…
この人、怖い…
｢…………日南…A｣
アル｢ふうん、Aか！是非よろしく頼むんだぞっ！！｣
……………………………………
こういうときはあえて答えないと
構ったりされなくなるはず………
アル｢ほんとに君はダメだなぁ。返事くらいしてくれよー！淋しいじゃないかぁ｣
……………………………
通じない、通じないよ
この人、怖いよ
どう対応すればいいのか………
ワカラナイヨ…？
？｢おいお前。やめてあげろよ。こいつ嫌がってんじゃねぇか｣
………………………！
隣の緑眼ブロンド少年だ。
アル｢む。君は誰だい？｣
？｢俺？俺はアーサー・カークランド｣
アル｢ふうん………………………………てかぶっ！！君、アーサー？眉がワンダフルなんだぞww！｣
アサ｢っな！！っば！！｣
アル｢HAHAHA！｣
そんなこんなな成り行きで
わたしはアルから解放された。
ああ、怖かったな……………………
まさかこんなにも人間に臆病になっていただなんて。
気づかなかったわ。
｢…トラウマだ｣
わたしは軽く自分の体を抱きしめた。
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