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｢それでさー！｣
｢何それまじでうけんだけど！｣
｢きもっーー！笑笑｣
甲高い笑い声が楽屋中に響いている。
耳を塞ぎたいという衝動を抑えて
イヤホンをする。
昔から女の子の甲高い声を聞くとお腹が痛くなったり
頭が痛くなったりする。
昔私はいじめられていた。
その時の記憶が鮮明すぎて
女の子の甲高い、鼻に掛かるような声を聞くだけで吐き気がするほど。
その辛さは、もちろん仕事に影響する。
なので、メンバーがおしゃべりをはじめるといつもイヤホンをして音楽を聴いていた。
｢ねぇ。｣
イヤホンをしようとしたとき。
リーダーの垣内亜梨沙が声をかけてきた。
『なんですか。』
リーダーの顔も見ずに用件を聞く。
頭がいたい。
｢顔見て話聞けよ。｣
軽く舌打ちをするリーダーを横目で見る。
｢トレーニングルーム、空いたから。｣
そう言い残すと、他のメンバーとブツブツ言いながら私のそばを去っていった。
私はメンバーの中でも孤立している
別に友達作って楽しく終わろうなんて馬鹿なこと考えてない。
私は歌とダンスが大好きで、EXILEさんに憧れてこの業界に来た。
私の憧れとはだいぶ違ったこの世界。
でも、ここまで来るのにどれだけの人に迷惑をかけたか。
今更やめるなんてできない。
ていうか、やめたくない。
負けたくない。
というわけで、一人でも平気な私は
愛想が悪い女と見られている。
メンバーから嫌がらせを受けているけど
そんなの平気。
あいつらはEXILEさんや三代目さんとか、先輩の前ではいい子ぶる。
だから余計私は悪者になる。
小さい頃から見捨てられていた私には人とのつきあい方がわからない。
それを言ったところでなんにもならない。
最低限の礼儀だけ身につけて今までやってきた
この先もそのつもり。
誰にも認められなくていい。
憧れのEXILEさんに迷惑をかけたくない一心で。
私にとって“EXILEの妹分”という肩書きは相当なプレッシャーになっていた。
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みるく(プロフ) - 慎さん» わざわざありがとうございます(^^) (2016年8月31日 7時) (
レス) id: 07898d8e0f (このIDを非表示/違反報告)
慎 - 何度も続けてのコメントの投稿してしまいすみませんでした(>_<) (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - first×29のここの台詞 健さんからら目を伏せて自分のシューズを見つめる。 らが一つ多いのではないでしょうか？ (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - first×27のここの台詞 ただがシューズで…？ これ正しくはたかがシューズではないでしょうか？ (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - 何度もすみません(>_<) first×24のここの台詞 なんか、お菓子以外のいろんなものを貰った気がする。 心がけ軽くなった。 けは必要ないのではないでしょうか？ (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2014年12月20日 14時
