first×23 ページ25
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恐る恐る楽屋に入る。
中に入ると、甘い香り?がふんわりと鼻をくすぐった。
Aが楽屋に足を踏み入れたとたん刺さる視線。
普段見られることになれている筈なのになぜか少しうろたえてしまう。
健二郎 「連れてきてまいましたw」
私が気まずそうな顔をしているのを読み取ったのか、健二郎さんがみんなにそう言ってから、こっちをみて微笑んでくれた。
直人 「健二郎〜ナンパすんなよ〜」
そう言いながらニコニコの直人さんが手招きをする。
呼ばれる方へ歩いていくと、たくさんのお菓子があった。
「う、わぁ…」
(おいしそ…)
でもこれ食べていいの?
先輩差し置いて…だめだめ。
自分にそう暗示を聞かせて、服の袖をきゅっ、と握って耐える。
広臣 「いや、そんな耐えなくていいでしょw 食べなよ」
臣さんがこっち向いて微笑んでたから、いいよね…
そっとお菓子を手にとって、キョロキョロすると、隆二さんと目が合った。
隆二 「…食べれば?w」
そう言われるとすぐに速攻袋をあけてお菓子を頬張る。
自然と緩む顔。
剛典 「Aも笑えんじゃん」
ふと岩さんがつぶやいた。
少しシーンとなる部屋
健二郎がその沈黙を破る。
健二郎 「なぁ、A毎日無理しとらへん?俺ら勘違いしとったんや。Aがメンバーの子達を苦しめとるんやって。メンバーがAを苦しめとったんやろ?ごめんな…気づかへんくて…」
涙がたまる目が熱い
視界がぼやぼやしていく。
健二郎 「ちょ!ごめ、ま、泣かせるつもりはなかったんに!」
あわあわしながら私の涙を服の袖で拭く健二郎さん。
「ちが…ちがいまふ、けんじろさんはわるくなひで、す!う…!」
直己 「ちょっとまって…w 食べるか泣くかどっちかにして?w 何言ってるかわかんないw」
直己さんの言葉に今まで我慢していたのかみんなが吹き出した。
直人 「まー、俺ら味方だから。いつでもおいで?」
優しく笑う直人さんを見て
ひっこんだ涙がぶり返した。
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みるく(プロフ) - 慎さん» わざわざありがとうございます(^^) (2016年8月31日 7時) (レス) id: 07898d8e0f (このIDを非表示/違反報告)
慎 - 何度も続けてのコメントの投稿してしまいすみませんでした(>_<) (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - first×29のここの台詞 健さんからら目を伏せて自分のシューズを見つめる。 らが一つ多いのではないでしょうか? (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - first×27のここの台詞 ただがシューズで…? これ正しくはたかがシューズではないでしょうか? (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
慎 - 何度もすみません(>_<) first×24のここの台詞 なんか、お菓子以外のいろんなものを貰った気がする。 心がけ軽くなった。 けは必要ないのではないでしょうか? (2016年8月31日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるく | 作成日時:2014年12月20日 14時